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猫の快適な夏のために「冷やし過ぎ」対策アイテム、見せてもらいました!

近年の夏の暑さは尋常ではないですよね。
だからといって、エアコンをガンガンかけ、部屋を涼しくし過ぎると、今度は「冷やし過ぎ」になることも。
この「冷やし過ぎ」、夏に猫の飼い主さんが陥りがちな“落とし穴”だそうですよ。

ねこのきもち編集室スタッフが冷やし過ぎない工夫をしている飼い主さんのお宅を直撃!
そこで見つけた、「冷やし過ぎ」対策アイテムについてくわしく教えてもらってきました。

「寒がり」な猫と暮らす猫写真家・石原さん宅では…

まず一人目は、『ねこのきもち』でもおなじみの猫写真家・石原さくらさん。
撮影/中川文作
石原さんは、「寒がり」といわれる猫種の「シンガプーラ」や「デボンレックス」と暮らしています。

暖かい空気がたまる天井側に! 「キャットステップ」

撮影/中川文作
撮影/中川文作
見上げると、壁に吊り橋のような「キャットステップ」が! のんびり部屋を見渡したりして、猫はとても楽しそうです。石原さんのお宅で暮らす「寒がり」な猫たちは、夏でも暖かい空気がたまる高い場所を好むそうですが、その一つがこの「キャットステップ」なのだとか。
これはドイツの「ゴールドタッツェ」というメーカーの「ウォールセット: サスペンション・ブリッジ プレミアム」という商品だそう。「猫に安全な素材と猫自身の使い勝手を優先して作られた猫家具」で信頼を寄せていると石原さん。

小さな空間でぬくぬく…… 「爪とぎハウス」

撮影/中川文作
床を見ると、今度はボックスの中でくつろぐ猫が。中に敷かれた毛布の上でぬくぬく。「寒がり」な石原家の猫たちは、なんとなく寒さを感じたときなど、この中に入るのだそうです。
これは「ラブリー・ペット商事」が取り扱う「Anikitty キャットハウス」という商品。「子猫の爪とぎや遊びにちょうどいいなと思い、購入したものですが、成猫も気に入っていて、よく入っています」と石原さん。

「暑がり」猫と暮らす愛猫家のお宅では…

二人目は、「暑がり」といわれるノルウェージャンフォレストキャット5匹と暮らしている、愛猫家・小野志郎さん。愛猫が快適に過ごせることを優先的に考え、構造からこだわって建てたお宅に暮らしています。
撮影/中川文作
小野さんのお宅の猫たちは「暑がり」ですが、それでも寒いのかもしれないと心配に感じる猫もいるため、「冷やし過ぎ」対策もしているそうです。

自然な風をIN! 「頑丈な網戸」

撮影/中川文作
「冷やし過ぎ」対策の一つとして、小野さんは、在宅中、ときどき窓を開けることにしているのだとか。自然の風を通すことによって部屋を冷やし過ぎないようにしていて、猫たちも網戸のそばで外を眺めながら気持ちよさそうに過ごしています。
そんな小野さん宅の網戸は、「長尾木鋼」というメーカーの「ソリッドフロー」という商品。高強度のステンレスワイヤー製で、ナイフやハンマーでも破れない頑丈さから「破れない網戸」というキャッチフレーズがつけられているほど! 一般の網戸は、ちょっとした穴を突き破って猫が脱走する恐れもありますが、そうした心配を解消してくれるのがこの網戸、と小野さん。
撮影/中川文作
気持ちよさそうですね……(笑)。
いかがでしたでしょうか?

「冷やし過ぎ」対策は、「寒がり」な猫のお宅はもちろん、「暑がり」な猫のお宅のどちらにも必要な工夫。
この夏は、今回紹介した飼い主さんのアイデアを参考にし、寒くなり過ぎない対策もしてみるといいかもしれませんね。


参考/「ねこのきもち」2019年7月号『快適な夏空間』(監修:モノカどうぶつ病院院長 小林清佳先生)
文/ねこのきもち編集室
撮影/中川文作
※この記事で使用している画像は2019年7月号「快適な夏空間」に掲載されているものです。
※今回登場した商品は、あくまでも購入当時の情報です。現在の販売状況についてはわかりかねます。予めご了承ください。
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