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猫は甘味を感じない!?猫の意外な事実3選

今回は、2005年から2015年の間に発表された研究結果をもとに、猫の生態に関する意外な事実を3つピックアップしてご紹介します!猫が身近にいる方も、そうでない方も、猫のイメージが変わるかもしれません。

猫は甘味を感じない!?

1才の誕生日ケーキ
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫は甘味を感じないって本当!?……は嘘じゃありません、本当です!2005年にイギリスとアメリカの共同研究によって発表された、まさに衝撃の事実なのです。
ネコ科の動物は、ほかの哺乳類と違って味覚のセンサーに欠陥があるため、甘味を感じることができないのだそう。

甘いものを食べていると猫が寄ってきてケーキなどを欲しがることがありますが、これはおそらく、その食べ物のニオイや食感を気に入っているためだと思われます。

猫は性別で利き足が異なる!?

ねこじゃらしに夢中
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
2009年にイギリスの心理学者らが、「猫の利き足は性別で異なる傾向にある」と発表しました。
約40匹の猫を対象に、小瓶からマグロを取り出すなどのテストを1匹の猫につき100回ずつ繰り返し行ったところ、オスの猫は左利き、メスの猫は右利きの傾向があることがわかったのです。

例えば三毛猫はほとんどがメスの猫であるように、猫には性別による特徴が多く見られます。いろいろな特徴があるので、猫の世界は興味深いですね。ちなみに、人の場合も左利きは男性が圧倒的に多いそうですよ。

猫もアルツハイマー病になる!?

ぬいぐるみに手を添えるキジトラ
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
2012年に東京大学などの研究グループが発表したところによると、人がアルツハイマー病になったときに脳に起きる変化と類似した変化が、長崎県対馬に生息する天然記念物ツシマヤマネコの脳にも現れていたとのこと。
全く同じ変化ではなかったものの、猫も人と同じように脳の病気になる可能性があるとして話題になりました。

また、2015年には同グループから「ペットの猫も人のアルツハイマー病と同じメカニズムで神経細胞の脱落が起こる」と発表されました。
現代は猫の高齢化も進む時代なので、今後の研究に注目する必要がありそうですね。
猫の意外すぎる事実を3つ紹介しました!今後研究が進めば、もっと猫について詳しく知ることができるでしょう。
すごく楽しみですね。
参考/「ねこのきもち」2016年6月号『空前の猫ブーム! 人は一体、猫のどこまで知っているの? 11年でわかった猫のこと』(監修:フジタ動物病院副医長 鴇田真弓先生、フジタ動物病院獣医師 山地七菜子先生)
文/mano
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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