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猫のいのちを「まなぶ」「つなぐ」「まもる」ための活動

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神奈川県・JR平間駅から徒歩7分のところにある「ANIMAMALL かわさき」
昭和49年に設立され、老朽化などが問題になっていた旧施設から、2019年2月に川崎市中原区に移転し新設されたばかりの施設です。

今回はそんなセンターが掲げている、人と動物が共生する豊かな街づくりのための、3つの役割についてご紹介します。

撮影/尾﨑たまき

小さな命を守るため啓蒙活動や施設管理、譲渡会を実施

「ANIMAMALL かわさき」 では、動物の命を「まなぶ」「つなぐ」「まもる」という3つの役割のため、その特徴を生かしながら、さまざまな活動を行っています。

まなぶ

まず1つめの役割である、いのちを「まなぶ」ために行っているのが、市内の小学校や中学校に出向き、動物を飼うことの責任や命の大切さを伝える「いのち・MIRAI教室」。事前に担任の先生と授業のねらいなど綿密に打合せを実施していますが、今後はセンターでの来所型の授業も予定しているそう。

撮影/尾﨑たまき

ある1匹の保護犬がセンターに来た直後の様子と、センター収容300日後の様子の2枚の写真を比べ、その変化から犬の気持ちを考える授業など、さまざまなプログラムが用意されている。

つなぐ

次に2つめの役割、いのちを「つなぐ」ために、毎月第三日曜日には譲渡会が行われています。譲渡会では、センターの保護動物以外にも市の譲渡事業に協力している愛護団体が保護している猫・犬が参加するなど、新しい飼い主さんとつなぐ機会を増やしています。

撮影/尾﨑たまき

譲渡会は毎月第三日曜日に開催しているが、平日も譲渡の相談や動物の見学は可能。開所から4週間で2匹の猫の譲渡が決定したそう。取材後も譲渡や譲渡の相談が続いており、新しいセンターで行われた初めての譲渡会も大盛況だったとのこと。

まもる

最後に3つめの役割、いのちを「まもる」活動についてご紹介します。川崎市では地域猫サポーターに登録すると、当該地域猫が無償の不妊手術を受けられ、登録者が連れてきた地域猫にセンターの専用の手術室で不妊手術を行う予定です。また、災害時には川崎市獣医師会を中心に動物救援本部が立ち上げられるため、備蓄品を保管する災害用備蓄倉庫を4つ用意するなど、災害時の対策も徹底しています。

撮影/尾﨑たまき

センターに収容された猫とボランティアが持ち込んだ地域猫は、手術室が分けられている。それぞれ不妊手術などが行われるため、感染症などのリスクを軽減。

撮影/尾﨑たまき

4つの災害用備蓄倉庫には折り畳みのケージが719個保管されている。災害時には被災動物の保護などに活用される。

今回紹介したような活動のほかにも、施設の立地や広さ、来場時間などの“立ち寄りやすさ”を意識して改善した結果、1日平均80人にものぼる来場者が訪れるようになった「ANIMAMALL かわさき」。
今後この施設がどのように発展していくのか注目したいところです。

「ANIMAMALL かわさき」 所長 須﨑 聰さん

お話をうかがった須﨑さんは、2匹の猫を飼う愛猫家。所長を含め獣医師11名、事務員2名、用務員1名の計14名のスタッフがいます。また、センターの業務支援や運営協力などをする「かわさき犬・猫愛護ボランティア」104名が登録しています。

撮影/尾﨑たまき

問い合わせ先
川崎市健康福祉局保健所動物愛護センター
(TEL)044-589-7137

※取材内容は、2019年3月6日現在のものです。

参考/「ねこのきもち」2019年6月号『猫のために何ができるのだろうか』
文/浪坂一
撮影/尾﨑たまき
※この記事で使用している画像は2019年6月号『猫のために何ができるのだろうか』に掲載されているものです。

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