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室内飼いの猫だからこそのストレスがある!?気になる病気&対策とは?

ノラ猫とは異なる環境に身を置いている飼い猫。食事を与えてもらいのんびり室内で暮らしているからと、なんのストレスもなく生活していると思っていませんか?

今回は、室内飼いの猫の、ストレスが引き金となりおこる病気や、飼い主さんができるストレス対策などをご紹介します。

身に危険を感じたり、刺激が不足したりするとストレスに

あくびしているラグドールこむぎ
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
知らない人が訪れたり大きな音がしたり、何かしら異変を感じると猫は不安になります。そこから逃げられない状態が続いても、ストレスを感じるようになります。

またトイレが汚れていたり、相性の悪い同居猫が寄ってきたりするのもストレスの原因に。
猫は本来単独行動をする動物なので、自分で身を守る必要があります。そのため警戒心が強く神経質な面もあるので、ストレスを感じやすいのです。

ストレスが引き金でおこる病気

猫パンチしているマンチカンはなちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

突発性膀胱炎

ストレスがかかると、排泄を我慢して泌尿器の病気や便秘になる可能性があります。尿の検査で原因が見つかる膀胱炎もありますが、原因がわからない膀胱炎を「突発性膀胱炎」といいます。この「突発性膀胱炎」は、現在の研究ではストレスが関係していると考えられています。

治療方法として、薬などを飲ませつつ生活環境も変えるなど、ストレスになる原因を見つけて取り除いていきます。

常同障害

気を紛らわすために特定の場所をなめ続けたり、ぐるぐる回り続けたりと、ひとつの行動に執着を見せる病気です。
これは、退屈すぎたりトイレが汚れて不快だったりと、生活環境に原因があると考えられています。
なめ続けると部分的に脱毛してしまい、舌のザラザラした部分で皮膚を傷つけることも。異変を感じたら早めに動物病院を受診しましょう。

飼い主さんは居心地のよい場所を用意してあげよう

猫ベッドで寝ているMIXサバトラふくくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫が不安や不快を感じたときは、心を落ち着かせてあげたいですね。
猫タワーやタンスの上など猫が好む高い場所に、ふわふわの布やお気に入りの猫ベッドを置いてみましょう。家具の隙間など、狭い場所にも置けるとより◎。
家の中の複数箇所に居心地の良い場所を作ってあげることがポイントです。

トイレは常に清潔にしておこう

猫が排泄を我慢しないように、快適な排泄環境を作りましょう。長時間の外出でこまめに掃除ができないときや、複数飼いの場合は、猫の数+1個のトイレを用意しておけるといいですね。
室内飼いの猫は、インドア生活による刺激不足からもストレスを感じることもあるので、快適な環境を整えるとともに、一緒に遊んで退屈しすぎないようにしてあげてくださいね♪
参考/「ねこのきもち」2015年9月号『室内飼いゆえに心配なトラブルもあるのです。愛猫の生活習慣病に気をつけて』(監修:聖母坂どうぶつ病院獣医師 鵜飼佳美先生、帝京科学大学助教 動物看護師 小野寺温先生)
文/ishikawa_A
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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