1. トップ
  2. 猫と暮らす
  3. 生態
  4. 肉球
  5. 生活環境で変化するの!?「猫の顔のフシギ」Q&A

猫と暮らす

UP DATE

生活環境で変化するの!?「猫の顔のフシギ」Q&A

ふだん何気なく見ている愛猫の顔。飼い主さんの中には、ふと不思議に思うことがあるようです。



「猫の鼻の色と肉球の色は同じだと聞いたけど、本当?」
「オスがメスよりも顔が大きいって……なんで?」
「愛猫が飼い主の顔に似てくることはあるの?」



こうした「猫の顔のフシギ」について、年間500匹の猫を撮影する石原さくらさんにお答えいただきました!

Q.生活環境で猫の顔は変わる?

A.人や同居猫との相性によっては変わることも。

暮らす場所よりも、暮らしぶりが猫の顔に出ることがあります。たとえば、ノラ猫でも人と仲良く暮らしている場合は、リラックスした表情になることも。


一方で、飼い猫でも同居猫との相性が悪い場合は、ストレスが顔に出ることもあります

Q.親猫を見て、子猫の将来の顔は予想できる?

A.親猫の顔だけでは予想は難しいかも。

人と同様に、子猫は両親猫に似るだけでなく、祖父・祖母にあたる猫の顔に似る「隔世遺伝」が起きることがあります。つまり、親猫の顔だけを見て、そのコの将来の顔を予想することは難しいでしょう。

Q.猫の鼻の色と肉球の色は同じと聞いたけど本当?

A. 必ずしも一緒ではありません。

猫の鼻の色と肉球の色は、必ず一致しているというわけではありませんが、たとえば……



・白猫の肉球→薄いピンク色
・茶トラの猫→赤っぽいピンク色
・キジトラの猫→焦げ茶色



など、ある程度法則がある場合もあります。

Q.オスがメスより顔が大きいのはなぜ?

A.男性ホルモンの影響があるため。

オスのライオンがふさふさのたてがみをたくわえるように、オスの猫も男性ホルモンの影響で顔の頬に肉がつき、顔が大きくなります。


これには、「強そうな猫に見えるように」「ケンカの際、顔に傷がつきにくいように」などの説があります。

Q.猫の毛色や鼻・肉球の色は何才くらいまで変化する?

A.個体差はありますが、おもに2才くらいまで。

個体によりますが、猫が急激な成長を遂げるのは2才くらいまでとされており、毛色や鼻・肉球の色はそのころまでに決定します。


高齢になってくると、全体的に色が薄らぐこともあります。

Q.犬の顔は人の顔に似てくるというけど、猫もそうなる?

A.自然と自分に似ている猫を選んでいるのかも。

顔が似てくるというより、飼い始めるときに自然と自分に似ている猫を選んでいる可能性があります。もしくは、一緒に暮らしていて、猫と自分の共通点を見つける機会が増えているのかも。



「え、そうだったの!?」と思うことはありましたか?
このQ&Aを見たあとに愛猫を見ると、これまで思っていた疑問が解決するかもしれません!


出典/「ねこのきもち」2016年8月号『みんなの猫の顔写真を合成して 163匹をミックス 平均顔を作っちゃいました!』
文/二宮ねこむ
※写真はアプリ「いぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。内容とは関係ありませんのであらかじめご了承ください。
CATEGORY   猫と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

人気テーマ

あわせて読みたい!
「猫と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る