猫と暮らす
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同情してくれてる!? 飼い主さんが泣いていると愛猫が来てくれる真相
飼い主さんを見て、猫は同情することがある?
「猫が飼い主さんに同情するかどうかは、まだどちらともいえず、はっきりとはわかっていません。しかし……
- 飼い主さんが泣いているときに膝に乗って涙をなめて、心配そうに顔を見つめてくれた
- 落ち込んでいるときにネズミのおもちゃをそばに運んできてくれた
などというシーンがあるのも事実ですね」
猫は自分よりも弱いものを守ることも!?
「ほかにも、猫は自分よりも弱いものを守ったり、いたわろうとしたりする気持ちがあるように感じられることもあります。
たとえば、かばおうとするシーンでいうと……
- 子供を叱っていると猫が間に入って飼い主さんに向かって鳴く
などですね。でも、その真相もまだ解明されていないのです」
猫は飼い主さんの「いつもと違う様子」を異変だと感じとる
「ちなみになのですが、『泣いているときに愛猫が寄り添ってくれた』といったシーンでは、猫が飼い主さんの『涙を流す』という具体的な行為や、表情に反応しているのかどうかまでは、はっきりとはわからないようです」
「『何を見て』というよりも、いつもと違う飼い主さんの様子を感じとって『異変だ』と感じているのでしょう。猫は人の感情の変化を理解できるといわれています。たとえば、飼い主さんが落ち込んでいるときに『なんだかいつもと違う』ということを察して、猫は不安を感じている可能性があります」
「そうですね。猫は飼い主さんの異変を察知する能力は高いですが、飼い主さんに同情して慰めようとする気持ちまではあるのかどうかはわかっていません」
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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