猫と暮らす
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猫のお手入れの前にやりがち? 飼い主さんがついしてしまうNG行為とは?
その工夫として、飼い主さんがやりがちだけれど、じつはよくない行為があるようです。今回、ねこのきもち獣医師相談室の先生に聞いてみることに!
飼い主さんがやりがち!? 猫にとってよくない行為とは
「それは猫にとって好ましい行為とはいえませんね。まずは、お手入れを嫌がらない猫にしておけばいいのですが、なかなかうまくいかない場合もあるでしょう。そのようなケースでも、お手入れは猫がリラックスしているときを見計らってするのが大前提です。
横になったり、抱っこされたりしている猫にスキンシップをしながら、できるだけそっと行うのがポイントです。猫が体勢を変えたり嫌がったら、無理をしないですぐにやめて、続きは別の機会にするくらいにしないといけません」
「嫌がる猫に無理強いをしても、さらに嫌がるだけです。また、猫にとっていいことをすると見せかけて他のことをしたら、それを関連づけて覚えてしまいます」
お手入れが苦手な猫には、こうしよう!
「はじめはたった1〜2分からでも、猫がやらせてくれる時間を限度にして、終わったあとにごほうびをあげてみましょう。お手入れのあとにおやつをあげると、『少しでも我慢をしてお手入れをしてもらえばおやつがもらえるんだ』と猫は覚えます」
「そうですね。『猫にとっていいことをすると見せかけて、他のことをする』というのは、スタートからして違うのです。順序を変えるだけで、お手入れに対してのイメージが大きく変わると思いますよ」
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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