猫と暮らす
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猫がフードを食べて「まずい…」「おいしい!」と感じたときの反応とは?
愛猫にごはんをあげるとき、おいしそうに食べてくれたら嬉しいですよね♪ でも、「グルメ」だといわれる猫たち……味にはうるさい!?
この記事では、猫がフードを食べて「まずい」と思っているとき、「おいしい」と思っているときの反応について解説します!
猫はなぜ「グルメ」といわれるのか?

猫の舌には「味蕾」と呼ばれる味を感じる細胞がありますが、その数が人間に比べてとても少ないです。そのため、猫が舌で感じる味は「苦味」と「酸味」がほとんどなのだとか。
一方で、猫は嗅覚には優れているため、味よりもニオイに反応してフードの好き嫌いを決めていると考えられています。
よく「猫はグルメだ」といわれますが、それはニオイに敏感すぎて、ニオイがいつもと少しでも違うと食べない…というところからでしょうね。
フードを「おいしくない」「気に入らない」と思っている猫の反応

猫が「このフードはおいしくないな」と思っているとき、表情にその気持ちがあらわれていることがあります。たとえば、フードを食べ始めたのに口を開けて舌を出し、食べることをやめてしまうなら、「おいしくない」と思っている可能性大!
また、気に入らないフードが目の前に出されたときには、その前を素通りしたり、フードのニオイを嗅いでも食べることはせず、その場で飼い主さんのほうをじーっと見ることがあります。これは、「新しいのを出して!」とねだっていると考えられるでしょう。
フードを食べて「おいしい」と感じているときの猫の反応

一方で、猫はおいしいフードを食べたとき、目を半分くらい閉じたり、舌を出しっぱなにしたり、舌を出してペロリと舐めて舌なめずりをしたり……目と口を使っておいしいという気持ちを表現します。
前述のように、まずいと思っている場合にも目と口で表現をするので、似ているように感じるかもしれませんね。ただ、日頃から愛猫の姿を観察している飼い主さんであれば、どちらに対する反応なのかきっとわかるでしょう。
フードの好き嫌いが激しい猫への対策

グルメだといわれる猫。なかには好き嫌いが激しくて困っている…という飼い主さんもいるかもしれませんね。猫の好き嫌い対策としては、「ニオイに敏感」なところを利用するといいでしょう。
以下のような工夫をしてみてください。
また、フィッシュ派なのかチキン派なのかなど、愛猫の好きなニオイの種類を把握していると、フードも選びやすいと思います。
ぜひ、愛猫がおいしく食べられるフード対策をしてみてくださいね!
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
参考/ねこのきもちWEB MAGAZINE『猫がフードを食べて「まずい!」と思ったときに見せる反応』
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/sorami
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