猫と暮らす
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深夜に子猫4匹を保護するも、早朝にまた鳴き声が! 偶然が重なった1匹の子猫との出会い
出会いの経緯と今のぴーちゃんとの暮らしについて、飼い主さんにお話を伺いました。
深夜に子猫4匹を保護するも、早朝にまた鳴き声が

しかし、飼い主さんには引っかかることがありました。保護する直前、子猫が5匹いたような気がしたのだそうです。ただ、夜で暗かったこともあり「勘違いかもしれない」と思い、そのまま4匹の子猫を連れて深夜でも診察してくれる動物病院を探すことにしました。
動物病院に連れて行くと、幸いそこで子猫たちの保護と里親探しをしてくれることに。飼い主さんは安心して帰宅したのですが、数時間後に家の駐車場の植木から再び子猫の鳴き声がしたのだそうです。
里親探しを検討するも…
しかし、子猫と1日過ごしてみて、飼い主さんの気持ちが動いたといいます。
「情がわいてしまい、月曜を待たずに飼うことを決めました。先に保護した4匹と一緒に見つけていたら、このコも里親探しをお願いするところだったので、後から見つかることを見越して隠れ、私の家に来たかったのかなと思っています(笑)
ほかの4匹はおとなしいコばかりだったので、このコはきょうだいのために必死に鳴いてアピールしていたのではないかと思います。きょうだい想いの優しいコなんだと感じましたね」
ぴーちゃんは人懐っこくて、愛嬌たっぷりなコに成長
一緒に暮らして気づいたぴーちゃんの魅力について、飼い主さんは「とにかく愛嬌があるところ」だと話します。
「何をしていても、ぴーちゃんはとにかく一緒に混ざりたくて突っ込んでいきます。人間や先輩猫が寝ていたら隣で寝ようとするし、先輩猫が撫でられていたら一緒に撫でられにきます。でもそれがアグレッシブ過ぎて、先輩猫にはよく怒られてしまうことも。今は猫マナー学習中ですね」

「ぴーちゃんは、みたらしによくシャーシャーと怒られています。一方のとろろは、一番体が大きいけれど気が弱いためか、ぴーちゃんはとても強気で…ぴーちゃんはふざけて、よくとろろに突っかかりに行っています。
でも、最近はどちらともだんだんと距離感が縮まってきて、近くで寝たり、楽しそうに追いかけっこをすることも増えてきたので嬉しいです」
あのときに家に来てくれて本当に良かった
飼い主さん:
「本当に、あのときに家に来てくれて良かったなという気持ちです。1匹だけ隠れていたこともそうですが、まだ生後数週間だったのに子猫だけで生きていたこと、コロナ禍で在宅することが多かったことなど、いろいろなタイミングが重なって家に迎えることができました。みたとろぴー3匹ともに仲良く、健やかに長生きしてもらいたいです」
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