猫と暮らす
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猫が「頼りたい」と思うのはどんな人!? 信頼してもらうためのポイントは…
愛猫から頼ってもらえたら嬉しいですよね! 飼い主さんは、愛猫のその気持ちに応えたいと思うものでしょう。
この記事では、「猫が信頼している人にだけ見せるサイン」や「猫から頼られるのはどのような人なのか」などについて、ねこのきもち獣医師相談室の先生に聞いてみました。
猫が信頼している人に見せるサイン

ーー猫は信頼している人にどのようなサインを見せることがありますか?
ねこのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「信頼している人に対して、猫は甘えてみせたり、なにかをしてほしいと要求してみたり、その人のそばでリラックスした様子を見せます。
たとえば、猫は甘えたいと思ったときに、その人のお腹などをふみふみしてみたり、その人の歩くあとをついて行ったり、その人の前でコロンとお腹を見せたりもします。顔や首のあたりをペロペロと舐めるコもいますが、猫が舐めるのは心を許した相手だけですね」
ーー要求というのは、「ごはんが欲しい」「かまってほしい」などでしょうか?
獣医師:
「そうですね。猫は要求しているとき、ニャーと鳴いてみたり、その人の目をじーっと見つめてみたり、体をこすり付けるようなしぐさをして、気持ちを伝えています。
ちなみに、目が合ったときに猫がゆっくり瞬きをするのは、絆が強い人にしか見せない信頼と愛情表現のひとつです。
また、リラックスしているときのサインでいうと、ゴロゴロと喉を鳴らしてみたり、お尻を向けて座ってみたり、気持ちよさそうに撫でられているなどの姿を見せるでしょう」
ーー猫が伝える信頼のサインはたくさんあるんですね!
猫が「頼りたい」と思うのは、こんな人!

ーー猫が「頼りたいな」と思うのは、どのような人ですか?
獣医師:
「基本的には、『ごはんをくれる人』や『小さいころから一緒に過ごした人』のことを頼ります。一緒に暮らしていて、ちゃんとお世話をしてくれる家族のことを頼っていることでしょう。
ちなみに、猫が思う『家族』とは、その人とともに過ごす年数とともに形成されていきます」
警戒心が強い猫から頼ってもらうためには

ーーたとえば、保護猫や野良猫などを家族に迎えた場合、猫によっては警戒心が強かったり、打ち解けるまでに時間がかかることもありますよね。そうした猫から頼ってもらうためのポイントがあれば教えてください。
獣医師:
「そうですね。猫と接する際に、下記のようなことを心がけてみるといいと思います。
早く信頼関係を築こうと焦らずに、そのコと向き合ってあげてくださいね」
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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