猫と暮らす
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猫が「頼りたい」と思うのはどんな人!? 信頼してもらうためのポイントは…
この記事では、「猫が信頼している人にだけ見せるサイン」や「猫から頼られるのはどのような人なのか」などについて、ねこのきもち獣医師相談室の先生に聞いてみました。
猫が信頼している人に見せるサイン
「信頼している人に対して、猫は甘えてみせたり、なにかをしてほしいと要求してみたり、その人のそばでリラックスした様子を見せます。
たとえば、猫は甘えたいと思ったときに、その人のお腹などをふみふみしてみたり、その人の歩くあとをついて行ったり、その人の前でコロンとお腹を見せたりもします。顔や首のあたりをペロペロと舐めるコもいますが、猫が舐めるのは心を許した相手だけですね」
「そうですね。猫は要求しているとき、ニャーと鳴いてみたり、その人の目をじーっと見つめてみたり、体をこすり付けるようなしぐさをして、気持ちを伝えています。
ちなみに、目が合ったときに猫がゆっくり瞬きをするのは、絆が強い人にしか見せない信頼と愛情表現のひとつです。
また、リラックスしているときのサインでいうと、ゴロゴロと喉を鳴らしてみたり、お尻を向けて座ってみたり、気持ちよさそうに撫でられているなどの姿を見せるでしょう」
猫が「頼りたい」と思うのは、こんな人!
「基本的には、『ごはんをくれる人』や『小さいころから一緒に過ごした人』のことを頼ります。一緒に暮らしていて、ちゃんとお世話をしてくれる家族のことを頼っていることでしょう。
ちなみに、猫が思う『家族』とは、その人とともに過ごす年数とともに形成されていきます」
警戒心が強い猫から頼ってもらうためには
「そうですね。猫と接する際に、下記のようなことを心がけてみるといいと思います。
- 無理強いしない
- ひとりの場所をつくってあげる
- 静かにしてあげる
- こちらから無理に近づかないで、猫から近づいてくるのを待つ
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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