猫と暮らす
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放っておくと命の危険も! 猫が暑がっているときに見せるしぐさや行動
本格的な夏が始まり、部屋の中にいても部屋の中にいても「暑い」と感じることが多くなりましたが、暑がっているのは人間だけでなく猫も同じ。
そこで今回は、猫が暑がっているときに見せるしぐさや行動について、ねこのきもち獣医師相談室の先生に解説してもらうことに。油断して放っておくと、猫が死に至ってしまう可能性もあるようです。
猫が暑がっているときに見せるしぐさ・行動とは?

ーー猫は暑がっているとき、どのようなしぐさや行動を見せますか?
ねこのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「猫が単に暑がっているときは…
などといったしぐさ・行動を見せることが多いでしょう。ただし、猫が暑がっているときのしぐさや行動で、注意が必要なものもあります。それは、熱中症のような緊急を要する場合です」
注意が必要な猫が暑がっているときの症状は?

ーー熱中症のような状態の猫には、どのようなサインがあらわれるのでしょうか?
獣医師:
「具体的には…
などの症状が出るので、覚えておきましょう」
熱中症のような症状が見られたときの対応は?

ーー愛猫に熱中症のような症状が見られたら、どうすれはいいのでしょうか?
獣医師:
「熱中症などの緊急を要す場合は、放っておくと死に至ることもあるので、すぐに受診が必要です。死に至らないまでも、回復が遅くなったりすることもあるので、とにかく早く動物病院に行きましょう」
猫が暑がっているときの飼い主さんのベストな対応とは?

ーー愛猫が暑がっているときに、飼い主さんはどのような対応をとるのがいいのでしょうか?
獣医師:
「まずは、冷やすことが重要です。猫の意識がある場合は、室温を下げることやお水を飲ませることから始めましょう。
熱中症のような緊急の場合は、濡らしたタオルや保冷剤などをタオルで巻いたものを、猫の脇の下や首、足の付け根などに当てて冷やしながら病院へ急ぎましょう」

部屋の中にいても油断は禁物。飼い主さんはしっかりと暑さ対策をするとともに、もし愛猫に暑がっているようなしぐさ・行動が見られたら、すぐに対応できるようにしましょうね。
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
取材・文/雨宮カイ
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