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猫をシャンプーした方がよい場合もある 猫に負担をかけない「洗い方」

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猫と一緒に暮らす人なら一度は考えたことがあるであろう「猫にシャンプーは必要か」問題。ふだんから自分で毛づくろいをして、基本的にはいつもきれいな猫ですが、シャンプーがまったく不必要なわけではないようです。
どんなときにシャンプーが必要なのかと、水が苦手な猫になるべく負担をかけずにすませる方法を、獣医師の田草川佳実先生にうかがいました。

汚れやすい猫はシャンプーで皮膚炎が防げる

長毛猫
Eleonor2439/gettyimages

猫は毛づくろいをして被毛をきれいに保つので、基本的に洗う必要はありません。しかし、洗ったほうがよい場合もあります。たとえば脂っぽくベタベタしやすい体質の猫や、どうしても被毛に汚れが付着する猫は、シャンプーをすることで皮膚炎予防になります。

田草川先生の愛猫VIVIちゃんの場合

脳の病気が原因で、排泄を失敗することが多い田草川先生の愛猫VIVIちゃん。汚れやすいので被毛を短くカットしていますが、それでも汚れてしまうため、定期的にシャンプーをしているそう。

撮影/石原さくら
田草川先生の愛猫VIVIちゃん

シャンプーは猫を驚かせないよう慎重に

猫がシャンプーを嫌がるのは、体を拘束され、何をされるのか不安だから。スムーズにシャンプーをするためには、猫になるべく「シャンプーは怖くない」と印象付けることが大切です。準備を整えて臨み、大きな音や急な刺激を控え、猫を驚かせないように進めましょう。
また、水やドライヤーが苦手な猫も多いので、最初は足やお尻だけを部分的に洗い、様子を見るといいでしょう。

用意するもの

●猫用シャンプー(猫は皮膚・被毛はデリケートなので必ず猫用を)
●手桶、泡立てネット(シャンプーを泡立てる用。泡立てネットは人の洗顔用でOK)
●爪切り、ブラシ
●エリザベスカラー
●バスタオル、タオル(取り替えながら拭けるよう、バスタオルは2枚、フェイスタオルなら5~6枚)
●ドライヤー(風量を弱く調節できて、なるべく音が静かなもの)

準備しておくといいこと

●爪を切る…猫が急に暴れてケガをしないように
●毛玉を取る…毛玉は濡れると余計にもつれるので、ほぐすかカット
●シャンプーを泡立てる…手早く洗えて負担が軽減できる

撮影/石原さくら
シャンプー中に猫が噛むことが予想される場合は、飼い主さんがケガをしないようエリザベスカラーを着けて

やってみよう!

1.体をしっかり濡らす

撮影/石原さくら
37℃前後のお湯で、背中→お腹側へとしっかり濡らします。弱めの水圧で、シャワーヘッド を猫の体に近付けて

2.手早く、やさしく全身を洗う

撮影/石原さくら
泡立てておいた泡をすくい、背中側からなじませて洗います。やさしくマッサージするように

3.充分にすすぐ

撮影/石原さくら
1の要領で、弱めの水圧で充分にすすぎます。お腹側や脇、股もすすぎ残さずしっかりと

4.手でやさしく絞る

撮影/石原さくら
タオルドライやドライヤーの時間を短縮するため、足やしっぽを軽く絞って水気を切ります

5.タオルでできる限り水分を拭き取る

撮影/石原さくら
猫をバスタオルにのせ、フェイスタオルを取り替えながら素早く手を動かして拭きます

6.ドライヤーでしっかり乾かす

撮影/石原さくら
弱風で、地肌までしっかり乾かして。タオルで拭きながら乾かしたら、ブラシで仕上げましょう

猫によっては、気温が高くなってくるととくにベタつきが気になることも。そんな場合は、シャンプーを検討してみてもいいかもしれませんね。水やドライヤーが苦手な猫には無理をさせず、市販のドライシャンプーでもさっぱりさせてあげられるそう。猫に負担の少ない方法で健康を保ってあげたいですね。

参考/「ねこのきもち」2020年7月号『水で整う、夏の猫。』(監修:聖母坂どうぶつ病院獣医師 田草川佳実先生)
文/ハナマサ
撮影/石原さくら
※この記事で使用している画像は2020年7月号「水で整う、夏の猫。」に掲載しているものです。

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