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寒暖差や湿度が猫には負担に! 愛猫を梅雨バテさせない環境づくり4

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梅雨になると、思いがけず肌寒かったりムシムシと息苦しかったり……不安定な天候のせいで体調を崩しやすいですよね。じつは、人と同じく猫もこの時季に具合が悪くなりやすいのだそう。この体調不良「梅雨バテ」を防ぐには猫の居場所に対策を講じる必要があります。どんなふうに室内環境を整えたらよいのか、モノカ動物病院の小林清佳先生にうかがいました。

梅雨バテの原因は「寒暖差」と「湿気」

撮影/shizu*

梅雨どきに、何となく具合が悪くなる……。人も経験するこの現象は、なぜ起こるのでしょうか? じつは、寒暖差と湿気が大きく関わっているのです。

「寒暖差」が自律神経やホルモン分泌に影響を及ぼす

梅雨どきに寒暖差が激しいのは、気圧が大きく変化するから。気圧の変化は、内臓などの機能を調整する「自律神経」に影響を与え、さまざまな不調の原因になります。
また、暑くなったり肌寒くなったりすること自体も体にとって負担となり、ホルモン分泌や免疫システムに影響します。その結果、内臓などの機能が低下したり、アレルギー症状を強く引き起こしたりすることも。

「湿気」のせいで体温調節が難しく体に熱がこもりやすくなる

暑いとき、人は全身に汗をかき、汗を体表で蒸散させることで体温調節をします。
一方、猫は鼻と肉球以外に汗腺はないので、鼻、肉球で汗を蒸散させるほか、毛づくろいをしたときに体表に付いた唾液を蒸散させています。人も猫も高温多湿の環境下で体温調節をするのは難しく、体に熱がこもって不調を起こすことも。

撮影/shizu*

「寒暖差」や「湿気」を感じさせない環境をめざそう

撮影/shizu*
扇風機やサーキュレーターでエアコンの冷たい空気を循環させると〇

1.エアコンで適切に温度管理を

日によって気温差が大きい時期です。天気予報をチェックし、30℃を超えると予想されている日は、日中はエアコンで適切に温度管理をしましょう。温度設定は、人が心地よく感じる
26~28℃を目安に。飼い主さんが不在の場合も、タイマー運転ではなく終日つけたままが理想です。

2.室内の空気を動かす工夫を

湿気がこもるのを解消しようとエアコンの除湿機能を使用すると、冷え過ぎてしまうことが。湿気を解消するには、空気を動かすことを意識しましょう。定期的に窓を開けて換気をするほか、扇風機やサーキュレーターをエアコンの風を受ける場所に設置するのがおすすめです。

3.涼める場所と 温まれる場所、 両方用意して

同じ室温の部屋にいても、猫の活動量や代謝によって、「暑い」と感じることもあれば「寒い」と感じることも。猫が快適と思える場所で過ごせるよう、涼める場所(タイル床やひんやりグッズなど)と、温まれる場所(フカフカのベッドや毛布など)を両方用意しておきましょう。

撮影/shizu*
ねこのきもち2021年6月号ふろく「ひんやりマシュマロクッション」で暑いときは表面でひんやり

4.猫自身で居場所を 選べるようにして

1日のうちの時間帯や猫の体調によって、快適と感じる温度が違うこともあります。特別な事情がある場合を除き、行動範囲を限定することはなるべく避けて。ドアをストッパーで固定して開けたままにするなど移動しやすくして、猫自身で居場所を選べるようにしましょう。

撮影/shizu*
家の中で猫が自由に居場所を選べるようにして

梅雨どきにはどんな猫も体調不良になる可能性がありますが、なかでも「長毛の猫」「持病のある猫」「シニア猫」は梅雨バテになりやすいので、とくに注意が必要なのだそう。
猫が好んで居る場所はもちろんのこと、おうちの寒暖差の激しい場所や湿気が溜まりやすい場所などをチェックして、対策を講じたいですね。

参考/「ねこのきもち」2021年6月号『必要です 猫の「梅雨バテ」対策』(監修:モノカどうぶつ病院院長 小林清佳先生)
文/ハナマサ
撮影/shizu*
※この記事で使用している画像は2021年6月号『必要です 猫の「梅雨バテ」対策』に掲載しているものです。

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