猫と暮らす
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か、かわいすぎる~♡ 猫が「お風呂に入る飼い主さんのそばにいたがる」ワケを獣医師が解説
どのような心理が考えられるのか、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
飼い主さんがお風呂に入っているときに、そばにいたがる猫の気持ち
「『飼い主さんと一緒にいたい』『かまってもらいたい』といった気持ちの猫が多いでしょう。
ふだん飼い主さんが忙しいと、お留守番の時間が長かったり、愛猫をかまってあげられなかったりすることもありますよね。そんな場合でも、お風呂場であれば飼い主さんはあまり動かないので、『注目してもらえるかも』と考えている可能性があります」
「そういうコもいるでしょう。飼い主さんがお風呂に入っているときにそばにいたがる猫の特徴としては…
- 飼い主さんにかまってもらいたい猫
- 飼い主さんから離れると不安な猫
- お風呂に興味津々な猫
- お風呂の水が好きな猫
- お風呂が暖かいから好きな猫
お風呂のドアの前で「出待ち」する猫の気持ち
「お風呂のドアの前で座り、飼い主さんのことを出待ちする猫は、飼い主さんが出てきてかまってくれることを待っていることもあれば、お水が気になっていることもあります。
流れているお水を飲みたかったり、濡れている床を舐めたいといった気持ちがあるのかもしれません」
お風呂に入る飼い主さんのことを、猫が心配して見にくることがある?
「飼い主さんのことを心配するというより、飼い主さんと離れてしまうことで猫自身が不安を感じることがあります。
1匹でいる時間が長いことに不安な気持ちが強くなると、分離不安症を引き起こして、問題行動などに発展してしまうケースもあります。
もしも愛猫が過剰に不安そうにしているようなら、行動学を専門とした獣医師に相談することを検討してみてください」
猫が浴室に入ってくるときに注意したいこと
「誤って湯船に落ちてしまうと、溺れる危険性があります。急に水が出たりなどして驚くと、滑って怪我をする可能性もあるでしょう。
また、石鹸や掃除用洗剤を舐めてしまったり、それが含まれた水を飲んでしまうと、中毒を起こす恐れも考えられます。飼い主さんは充分に注意してあげるようにしてください」
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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