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猫同士のあいさつに学ぶ!猫と気持ちを通わせる応え方3つ

猫は言葉をつかって会話をすることはできませんが、そのしぐさや表情で意思を伝えてきます。とくに猫同士でも用いるコミュニケーション方法を人にも応用するため、この点をおさえておくことは、猫と気持ちを通わせるためにも有効です。今回は、猫たちがよく見せる表現方法を3つご紹介します。

猫が飼い主さんの顔を見て鳴いてくる

キジトラ猫の茶々ちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫が鳴き声で自分の存在を知らせるのは、ごく親しい間柄のみで見られる行動です。
たとえば、母猫が子猫を呼ぶときや、きょうだい猫などでも鳴いて知らせるケースがあります。しかし飼い猫同士が鳴き合うシーンを目にすることは少ないようです。

一方、人に向けては比較的よく鳴くことが多く、これは飼い主さんに何かを伝えたいときは、鳴いてアピールするのが効果的だと学んでいるから。
そのため、猫が鳴いてきた場合は、声を真似て返事をするのがおすすめです。子猫気分で甘えている可能もあるので、母猫になったつもりで高く小さな声を意識しましょう。

猫がしっぽを立てて近づいてくる

ベンガルのミミちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫同士がしっぽを立てて近づくのは、友好的な気持ちの表れです。これはもともと子猫が母猫に自分の存在を知らせながら近づくしぐさの名残で、ピンと立ったしっぽは多少離れていても相手の目に留まりやすく、アピールに最適。

そのため、猫がしっぽをたてて近づいてきたら、母猫にかまってほしい子猫気分のときだと考えられます。そんなときは、身を低くして頭の位置を猫に近づけ威圧感をやわらげ、猫が来るまで待ってみましょう。さらに、やさしく猫の名前を呼んでコミュニケーションもとってみてください。

猫が鼻を近づけてくる

ミケ猫のナナちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫同士が鼻を近づける、いわゆる「鼻チュウ」は、猫同士のあいさつに使われます。これはお互いの口周りにある口周囲腺のニオイを嗅ぐことで、知り合いかどうかを確認しているのだとか。知り合いでない場合は、「はじめまして」というあいさつにもなるそうです。

猫同士だけでなく、人に対してもこのようなしぐさをとる様子は、よく見られます。この場合も、猫同士のときと同じように、相手のニオイを確認したい気持ちがあるよう。
猫が鼻を近づけてきたら、人差し指を猫の鼻に見立てて、顔の前に差し出して嗅がせてあげましょう。ニオイで好きな人だと分かった場合は、そのままスリスリすることも。
猫にとって飼い主さんは母猫のような存在でもあるため、母猫によく見せるコミュニケーションも多く用いるようですね。今回ご紹介した内容も参考に、猫からのアプロ―チにしっかりと応えることで、より深い信頼関係を築いていきたいですね。
参考/「ねこのきもち」2021年4月号『猫同士のコミュニケーションがお手本! 愛猫と気持ちを通わす"ネコメソッド"』(監修:帝京科学大学講師 動物看護師 小野寺温先生)
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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