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巨大結腸症[きょだいけっちょうしょう]
巨大結腸症の症状と治療、予防方法
解説
慢性の便秘などによって便が結腸にたまる病気。拡張してしまうと自力で排便できなくなることもある。
原因
もっとも一般的な原因は慢性の便秘です。また、生まれつき結腸の一部が狭いなどの先天的な原因や、交通事故などの外傷で骨の変形が起きたり、自律神経が傷つけられたりすることにもよります。
症状
便秘が主な症状です。便秘が進むことで、食欲不振や嘔吐、脱水症状を起こすこともあります。
診断
レントゲンの検査により滞留している便と拡張した結腸を確認することができます。
巨大結腸症の治療
お尻から便を掻きだす摘便処置のほか、消化管運動促進薬や緩下剤の服用、高繊維の療法食を与えることがあげられます。
巨大結腸症の予防
複数の水飲み場の確保や新鮮な水の提供など飲水しやすい環境づくり、遊びや運動のしやすい環境作り、排泄しやすいトイレ環境への見直し、パウチや缶詰や高繊維食を使い水分や繊維質の摂取などを心がけるとよいでしょう。
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