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疥癬[かいせん]
疥癬の症状と治療、予防方法
解説
ヒゼンダニというダニが寄生することで発病。かゆみがひどく、発症すると激しく体をひっかく猫が多い。毛が抜けることが多いのは、顔や耳の縁。ダニ駆除薬を使って治療する。
原因
疥癬に感染している猫や犬との接触、ブラシなどの共用によって感染することが多いです。
症状
発疹、フケ、かさぶたがみられることがある。感染すると激しいかゆみを示すことが多い。
診断
皮膚を少し削って顕微鏡で検査し、ヒゼンダニを特定することもありますが、非常に小さいため見つからないこともあります。
疥癬の治療
疥癬は猫小穿孔ヒゼンダニというダニが寄生することで発症します。外出時ヒゼンダニに感染している猫と直接触れ合ったりすることで感染が成立します。飼い主が疥癬に感染した猫を抱いたりしたときに衣服にヒゼンダニを付けたまま帰宅し、飼い猫を抱くなどした際、飼い猫に感染してしまう場合もあります。疥癬の治療はダニ駆除薬の投与を行います。同居猫がいる場合はそのコにも投薬したほうがよいでしょう。今まで使用していたタオル、毛布、ベッドなども消毒し、室内の清掃を徹底して、猫の周囲からダニを取り去りましょう。
疥癬の予防
疥癬は猫ヒゼンダニが寄生する動物との接触を避けることが予防につながります。完全室内飼いなら、あまり問題はありませんが、少しでも外出する機会のある猫はダニの予防、駆除薬を定期的に投薬しましょう。
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