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ぷにぷにがたまらない! 超可愛い「猫の肉球」の豆知識
猫の肉球はただ可愛いだけじゃなく、ちゃんとした役割もあるんです!
今回は、みんな大好きな猫の肉球にまつわる「へぇ、そうだったのか~」となるような豆知識をご紹介します。
肉球は人の手でいうと?
大きな肉球は掌球(しょうきゅう)といって、人の手のひらの4指基底部(マメなどができる部分)に当たり、小さな肉球である指球(しきゅう)は、指先に当たります。
また、猫は人のようにカカトまで着く歩き方ではなく、普段からつま先しか着かない歩き方をしています。その歩き方は指行性(しこうせい)といわれ、速く走ることに適応した結果そのような形になったそうです。
小さな肉球の数はいくつある?
ただし、歩くときに接地するのは、前足も後ろ足も「人差し指・中指・薬指・小指」の4つ。前足の接地しない親指は、獲物を掴んで捕まえるときや、毛づくろいをするときに役立てられているようです。
後ろ足の親指は、ほとんど使わないため退化したと考えられています。
ピンク色の肉球は野生の猫にはいない!?
しかし中には、まれに白っぽい被毛とピンクの肉球をもつ、黒い色素の少ない個体が出現します。
このような個体は、自然界では目立ちすぎてしまい、生きていくことができなかったのです。
しかし、猫は人に守られて暮らしてきたため、黒い色素の少ない遺伝子が現代まで受け継がれるように。
その結果、黒い色素が少ないピンクの肉球から、あずき色、グレー、黒い色素が多い黒の肉球まで、さまざまな色の肉球をもつ猫が生まれるようになったのです。
参考/「ねこのきもち」2018年3月号『大好きだから、ぜんぶ知りたいの♡ 猫の肉球 All About』(監修:哺乳動物学者 川崎市環境影響評価審議会委員 「ねこの博物館」館長 日本動物科学研究所所長 今泉忠明先生)
文/ishikawa_A
構成/ねこのきもちWeb編集室
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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