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「保護しなければ命が尽きていたかも」 雨の日にうずくまり助けられた子猫。先住猫の愛情を受け、健やかに成長中

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「必死に声がするほうへダッシュすると、びしょ濡れの子猫がうずくまりながら鳴いていたんです」

先住猫・なみちゃん、保護された子猫・まめちゃん
(写真左から)先住猫・なみちゃん、保護された子猫・まめちゃん
@Oa1Un

こう話すのは、Twitterユーザーの@Oa1Unさん。2021年11月の雨の降る日に、子猫のまめちゃんを保護したそうです。

ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、まめちゃんとの出会いのエピソードなどについて、飼い主さんにお話を伺いました。

窓を開けると、どこからか子猫のような鳴き声が

保護当時のまめちゃん
保護当時のまめちゃん
写真提供/@Oa1Un

2021年11月のある日のこと。この日、飼い主さんが住んでいる地域は雨が降ったりやんだりの一日だったそう。20時頃に換気のために窓を開けていると、外から猫の鳴き声のようなものが聞こえたそうです。

飼い主さん:
「耳を澄ましていると、子猫が必死に鳴くような叫び声が聞こえたんです。慌ててスマホと懐中電灯を握りしめ、声のするほうへ走っていました」

鳴き声が近くなり空き地を懐中電灯で照らすと、水が流れている溝から鳴き声がすることに気づいたそうです。

保護当時のまめちゃん
写真提供/@Oa1Un

飼い主さん:
「溝の上の縁があるギリギリの場所で、まめはびしょ濡れでうずくまりながら、1匹で鳴いていました。周りを懐中電灯で照らしましたが、溝の中にも空き地にも他の子猫はいませんでした。

まめを保護するために手を伸ばそうとしたとき、『自分かまめが溝に落ちるかも』と一瞬たじろぎましたが、『今保護しなければまめが危ない』と思い、必死で手を伸ばしたんです。無事にまめを掴めたときは、本当にホッとしました」

動物病院で診察を受け、獣医師に言われたこと

病院でのまめちゃん
病院でのまめちゃん
写真提供/@Oa1Un

低体温でブルブルとひどく震えていたまめちゃん。飼い主さんは着ていたダウンベストの中にまめちゃんを入れてあげて、すぐに帰宅したそう。

まずは、濡れているまめちゃんをストーブの前で温めながら、ドライヤーで体を乾かしてあげることに。そして、診察時間が過ぎていたけれど、かかりつけの動物病院へ電話してみると、先生と連絡がつき診察してもらえることになったそうです。

保護当時のまめちゃん
@Oa1Un

飼い主さん:
「すぐに病院へ向かい、まめを診てもらいました。低体温でしたが心音はしっかりしていて反応もあり、まめはおなかが空いてる素振りも見せていました。

保護してすぐに雨が激しく降り、獣医さんは『保護をしなければ、日付が変わる前には命が尽きていただろう』と。

病院で1時間半まめを温めてもらい、そこで体温が多少戻ってきたため帰宅できることに。家でも一晩中まめのことを温めていました」

初めてまめちゃんを見たときの先住猫
初めてまめちゃんを見たときの先住猫たち
写真提供/@Oa1Un

飼い主さん:
「保護した日の真夜中に、まめは一度吐いてしまったのですが、内容物が葉っぱや木の皮のようなもので…切なくて泣いてしまいました。あのときまめを保護することができて、本当によかったです」

まめちゃんを保護した日の朝に、保護現場近くで交通事故死していた成猫が

翌早朝から1週間、飼い主さんは毎日3回、まめちゃんを保護した周辺を見に行ったそうですが、親猫も子猫も見つからなかったそう。

ただ、飼い主さんが後日聞いた話によると、まめちゃんを保護した日の朝にまめちゃんと同じような毛色の成猫が、交通事故死をしていたのだそうです。

飼い主さん:
「それがまめの母猫かどうかは知る術もないですが、事故現場から保護した場所までは40メートルくらいで平坦な道なので、移動は可能だと思いました」

外で暮らす猫たちがどれだけ過酷な状況で生きているのか——飼い主さんの経験談からも伝わります。

怖いもの知らずのまめちゃん。先住猫たちから愛されるキャラに

顔がすっかり変わったまめちゃん
翌日には顔がすっかり変わったまめちゃん
写真提供/@Oa1Un

飼い主さんの家に迎え入れられたまめちゃん。怖いもの知らずで、自己主張が強いコなのだとか。失敗してもシュンとせず、果敢に再チャレンジするタイプなのだそうです。

まったりする先住猫たち
先住猫たち (写真左から)2号くん、なみちゃん、1号くん
@Oa1Un

飼い主さんの家にはまめちゃんのほかにも、3匹の先住猫・1号くん(♂)、2号くん(♂)、なみちゃん(♀)がいます。

今まで末っ子でお嬢様気質だったなみちゃんは、まめちゃんが家に来てから最初の3日間は、怖がって自分のケージに引きこもったり、テーブルの下から出てこなくなってしまったそう。食欲もなくて心配していたそうですが、4日目になみちゃんは嬉しい変化を見せてくれたといいます。

なみちゃんに甘えるまめちゃん
先住猫・なみちゃんの背中に乗るまめちゃん
@Oa1Un

飼い主さん:
「なぜかいきなり、なみは母猫のように甲斐甲斐しくまめのお世話をしたがるようになったんです。まだ隔離期間であまり濃厚接触はさせなかったのですが、とにかくまめを受け入れてくれたということがわかり、本当に嬉しかったですね」

仲良しなまめちゃんとなみちゃん
@Oa1Un

なみちゃんのことが大好きで、いつもなみちゃんにべったりだというまめちゃん。1号くんや2号くんのことは「戦いごっこなどのいい遊び相手」だと思っているのか、まめちゃんはいつも2匹にちょっかいを出しているのだそうです。

大集合する1号くん、2号くん、なみちゃん、まめちゃん
@Oa1Un

優しい先住猫たちに受け入れてもらい、伸び伸びと暮らしているまめちゃん。最後に、まめちゃんや先住猫たちへの思いを飼い主さんに聞いてみると、このように話してくれました。

飼い主さん:
「最初はヨロヨロ歩いていたまめですが、その後はヨチヨチ歩きになり、今は家中を走り回っています。越えられる高さが高くなったり、速く走れるようになったりと、毎日まめの成長を感じます。

まめを含め、4匹の猫たちが伸び伸びと健やかに育ってくれたらそれだけで十分です。猫たちが走り回り、疲れて好きな場所で爆睡している姿を見るのが、私のなによりの幸せです」

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写真提供・取材協力/Twitter(@Oa1Unさん)
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。

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