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久しぶりの強烈なガブリッ!! 痛む手をみて思い出すのは…【連載】交通事故にあった猫を拾いました#66

こんにちは。3匹の猫と1頭の犬と暮らし、二児の母でもあるtamtamです。
ある日、交通事故にあった猫(凶暴)を迎え、一緒に暮らすことになりました。
一時期は安楽死とまで言われた猫様でしたが、気合と根性で見事に復活。
しかし後遺症が残り、野良猫として生きていくことができなくなった、たまちゃん。

そんな猫様をサポートをしていきたい人間と、人の手なんか借りたくない猫様のお話です。

突然ですが、久しぶりに流血しております。

数年ぶりに結構噛みつかれた、おかーさんです。

なぜかって?おかーさん、たまちゃんの爪を切っていただけですよ。
と言いたいところですが、深めに爪を切るという失敗をしてしまいまして…(たまちゃんゴメン)。

ここ数年は血が出るほどのガブリはなかったのですが、
久しぶりにやられてしまいましたよ。ふふふ。

そしてそして、驚いたのはこの噛まれた後の出来事なのです!

噛みつかれてからの処置が的確すぎて驚く自分。

たまちゃんの強烈なガブリ。それによって左手に風穴が開いてしまったのでね。

血が出ている内に傷口を水道水で流しーの。
ガーゼで止血しーの。
念のため軟膏つけてからの~
そこにバンドエイドをON!!

ああ、なんて素早い対応だ…なんて自分で自画自賛しながら、傷口を見て思ったのです。

なんだろう、どこか懐かしいこの感じ…

保護された頃はガブガブしまくっていた、たまちゃん。
警戒心が緩まったのか、この家と私たち家族に心を許してくれたのか、それもここ最近は噛むことも少なくなっていました。

ふふふ、こんな痛みも傷口の手当も、すべてがひさしぶり。
もはや傷口さえも懐かしいと思ってしまう今日この頃。
脳内では名曲「ふるさと」さえ聞こえてきそうです。

たまちゃん、覚えているかい…
4年前のあの日、あの場所…いろんなことがあったね…

お互い、強くたくましくなったもんだ!

飼い主学習能力ゼロです。きっと。

深爪したあんたが悪い

まだまだ噛むで

(カーテンの隙間からギロリ)

登場人物・登場犬猫

ねこのきもちWEB MAGAZINE/連載「交通事故にあった猫を拾いました」

tamtam プロフィール

動物病院で動物看護士として勤務後、現在は個人で犬猫を預かり里親を探す「一時預かりボランティア」を続けている。犬猫の保護や介護について、大変な現実だけでなく、楽しさ・幸せをSNSで発信し大きな話題に。
2022年「たまさんちのホゴイヌ」(世界文化社)、2023年「たまさんちのホゴネコ」(世界文化社)を出版。著者印税を動物福祉活動に充てている。

instagram:@tamtam__111
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