猫が好き
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「なんて健気なの!」とグッとくるエピソードも 猫は飼い主さんに遠慮することがある?|獣医師解説
【調査】愛猫が飼い主さんに対して、遠慮することがある?
【体験談】愛猫が遠慮していると感じるのはどんなとき?
飼い主さんが寝ているとき
- 「朝寝坊してお腹が空いていても、枕元でジーッと待っている」
- 「お腹が空いているのに、私の睡眠を邪魔しないとき。朝目覚めると3匹に囲まれていて、目が開いた瞬間に『ごぁ~ん(ごはん)』と鳴きながら、餌場に誘導されます」
- 「朝起きるとき目覚ましを聞いたら隣にくるが、起こすわけでもなく、隣でじっと起きるのを待っているとき」
- 「私がベットで寝ていると、じっと下で待ったまま動かず、こちらを見つめ返しています。そして、『乗っていいよ』と声を掛けると飛び乗ります。私の許可を待っているみたいです」
飼い主さんが忙しいときや、何かをしているとき
- 「忙しいときは遠くで見守っている」
- 「私が忙しいときには、寄ってこない」
- 「私が集中して何かをしてるときは遠くから見つめたり、顔半分だけでこちらを覗きます」
- 「TVゲームをしていると、声をかけるまで後ろでじっと待っていたりする」
- 「TVを見ていたり、スマホを触っているときは、エサくれ、遊んで、撫でてくれといろいろ催促するけど、食事中や集中して作業しているときは、少し離れたところで待っている。場の雰囲気を察して遠慮してくれていると感じる」
- 「私が食事や読書をしていると、側で待っていたりします」
飼い主さんの体調が悪いとき
- 「コロナワクチンの副反応で寝込んでいるとき、ごはんの催促も遊ぼーのおねだりも私の方には来ず、珍しく夫の方にばかりいってました」
- 「体調が悪くて横になっているときに様子を見に来るが、ごはんの催促とかはせずに、足元に寝ていたりする」
- 「具合が悪くて寝込んでいるときは、おとなしくしてくれる」
- 「普段お腹が空くと『くれくれ攻撃』が激しいけれど、こちらの体調が悪いときはそっと様子をうかがって、私の体調が落ち着くまで待ってくれる」
飼い主さんが料理の準備をしているとき
- 「私たちの食事の準備中。待っててねと声かけすると足元で待ってます」
- 「家事などで忙しいときなど、様子を見ながらじっと待っている。こちらが落ち着くと甘えてくる」
- 「料理中は後ろや冷蔵庫の上でじっと見学している」
- 「エプロンを着けるとキャットタワーのてっぺんに登ります。家事が終わってエプロンを外すと急いで降りてきて、遊びのおねだりをする。遊びたいけど用意があるので、我慢してるのだなぁと思うとかわいくて仕方ありません」
- 「料理中やパソコン使用中など、遊んでほしそうにお座りで待ってます。終わったら、側に寄ってきます」
- 「鳴いてかまってほしいときも、料理を始めると遠くに移動して大人しくしている」
飼い主さんがほかの猫をかまっているとき
- 「遊びたいけど2匹いるので、おとなしい先住猫は遠慮しています」
- 「同居猫が甘えているとき、少し離れたところから見ていて、その同居猫が私から離れてから甘えてくる」
- 「先住犬がいるので、甘えるのを遠慮してると感じる」
- 「後輩猫が私の膝の上や近くにいると、タワーの上やベッドの下から、細ーい眼をしてじーっと見つめている。後輩猫がいなくなると近くに寄ってきて甘えだす。たぶん後輩猫がいなくなるのを待っているのだと思う」
- 「飼い主に遠慮というか、子猫に譲るって感じです。私の所に来たいけど、子猫がいるから今はやめとこうみたいな」
愛猫が遠慮していると感じるエピソードはほかにも!
- 「疲れて帰ってくると、必ず遊んでアピールがない」
- 「普段、私の姿を見ると新鮮な水を欲しがり、先立って洗面台に行くのですが、私が外出時、外出用の服を着ていると、慌ただしいのがわかるのか、洗面台の方へは行っても待つことはせず、すぐに戻ってきます」
- 「ソファに誰かが座っていると、ソファに上がるのを遠慮して、ソファの下で座って上目遣いで見てくる」
- 「来客があったとき、甘えたいのに甘えにこない。いつもはにゃーと鳴いてアピールするのに、遠くからじーっと見て気づいてくれるのを待ってる」
- 「来客中は付かず離れずで、ごはんやおやつの時間でもあまり要求せずに、静かにしています(普段は時間になったらうるさいくらい言ってくる)」
【獣医師解説】猫は飼い主に遠慮することがあるの?
「あると思います。猫は本来単独行動する生き物ですが、猫社会や人と生活していく上で、空気を読む行動が目立ちます。
これはなるべく仲良く、トラブルなく生活するための術であり、飼い主さんへの愛情もあって、遠慮する行動をとるようになっているのだと思います。
飼い主さんに対して遠慮だったり、気を遣うような行動を見せるのは、愛情深くかつ協調性の強いコに多く見られる傾向にあるかと思います」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/紺野ユウキ
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