猫が好き
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キッチンで起きた衝撃の怪奇現象。ホラーかと思いきや…【連載】交通事故にあった猫を拾いました#269
ある日、交通事故にあった猫(凶暴)を迎え、一緒に暮らすことになりました。
一時期は安楽死とまで言われた猫様でしたが、気合と根性で見事に復活。
しかし後遺症が残り、野良猫として生きていくことができなくなった、たまちゃん。
そんな猫様をサポートをしていきたい人間と、人の手なんか借りたくない猫様のお話です。
暑い夏…リビングから消える猫たち
ところが夏が訪れた瞬間、その平和な集落はあっけなく解散。
それどころか、リビングから猫たちが忽然と姿を消すのです。(泣)
理由はシンプル。冷房の風が当たるのが嫌だから…!!
暑さに強いと言われる猫であっても、熱中症対策はしっかりしておきたいもの。
そんな飼い主の心配をよそに、我が家の猫様たちはそれぞれお気に入りの「非避暑地」へと散っていってしまうのでした。
キッチンに目をやると…炊飯器が飛び出てる!?
我が家の炊飯器は、使わない時は台棚にスライドして仕舞える「引き出し収納タイプ」。
なのに、最近なぜかいつも炊飯器が前にポコッと飛び出しているのです。
「あれ?仕舞い忘れたかな?」
通りすがりにスッと押し戻してみるのですが……なんと、ぬるっと跳ね返ってくるではありませんか。
「えっ、ホラー?」「バネでも壊れた?」
と背筋が寒くなりつつ、意を決してゆっくり炊飯器の後ろを覗き込んでみました。
すると、そこには恐ろしい怪奇現象……ではなく、衝撃の光景が広がっていたのです。
そこ、めちゃくちゃ暑くないですか?
そう、跳ね返ってきたのはバネではなく、たまちゃんだったのです。
冷房の風が苦手なのは分かります。
分かりますが、そこは保温中の炊飯器の後ろ。
じんわり放熱する炊飯器を巨大な湯たんぽ代わりに、当の本人は至福の表情でまったりしています。
「いや絶対暑いって!」とツッコミを入れつつも、人間の快適を全否定し、あえて保温中の炊飯器にしがみつく猫様の独特すぎるこだわりと頑固さ。
今日も脱帽するしかないのでした。
たまちゃん本日の一言
tamtam プロフィール
2022年「たまさんちのホゴイヌ」(世界文化社)、2023年「たまさんちのホゴネコ」(世界文化社)を出版。著者印税を動物福祉活動に充てている。
instagram:@tamtam__111
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