猫が好き
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生後35日の保護子猫の可愛さがスゴい! 3回目の「うちのコ記念日」を迎えた現在の姿にグッとくる
可愛すぎて天使のよう!
猫の日なので過去一の天使なネコ置いときます。 pic.twitter.com/IdPkEx9Gd8
— まめさん (@jmBnQUbVqW3gwbU) February 22, 2021
まめさんは保護猫だった

それは、2019年5月9日の出来事でした。コンビニに車を停めた飼い主さんが車から降りると、「ニャーニャー」と付近に響き渡る子猫の声を聞いたのだそう。
辺りを見回すと、歩道の近くでモゾモゾと動く子猫の姿を見つけたといいます。
「しばらく見守っていたのですが、親猫らしき姿もありませんでした。車道に向かって行ってしまう子猫を見て、保護することを決めたんです」
「私と子どもたちは以前から猫を飼うことを望んでいましたが、主人が自称・猫アレルギーで動物もあまり得意ではなくて…。『猫を飼うことは難しい』とわかっていましたが、あのまま子猫を放っておくことができませんでした。
当初は、獣医師や友人、保護団体などに相談をして、『子猫の里親が見つかるまでしっかりお世話をしよう』と、そんな気持ちだったんです」
「情がわいてしまいそうだったので、『名前はつけない。ネコと呼ぶこと!』と子どもたちと約束し、なるべく『可愛い』と思わないように過ごしました。
でもそれにも限界があり、1週間もしないうちに一番先に落ちたのが、動物が苦手な主人でした(笑) 結局、まめを家族に迎えることになりました」

「それからは愛情爆発で蝶よ花よと、120gから6kg超えの立派な箱入り息子に育ちました。我が家の宝物です」
【取材から1年が経過】3才を迎えたまめさんについて、飼い主さんに話を聞いた!

飼い主さんとまめさんにとって「特別な日」を迎えて、今どのようなことを思うのか——飼い主さんに改めてお話を伺いました。
「よく育ってくれた」と、改めて実感

「あのときは、無知なまま目の開かない子猫を保護しました。保護したときの対応やお世話に関していろいろ調べはしたものの、やはり生後間もない小さな子猫だったため、危ない場面もあったのだろうと、今振り返ると思います。
なので、『よく元気に育ってくれたな』というのが、正直な感想ですね。」
成猫のまめさんは、悟りを開いたような表情をすることも
「そうですね。子猫のときは動きも激しく、何をしてもただただ『可愛いーーー!』しか言葉がない感覚でした。それが成猫になるにつれ、『いぶし銀』とでもいうのでしょうか…。可愛いんだけど、悟りを開いたような表情が、たまらないです。
まめは『ゴハン、ゴハン!』ってコではないので、おなかが空くとゴハンの位置につくのですが、武士のような顔ですんっとして、鳴きもせず座って待ってるのがカッコいいです」
飼い主さんが思う「猫と暮らす魅力」とは?
「人間の子どもを育てる感覚だと、無意識に“求めてしまう”面があります。『やってやってる』じゃないけれど、たまに『ありがとう』を求めてしまう感じ、というのでしょうか。
一方で、猫に関しては『求めたところで…』と思うので、自分の子どもたちに対しても『そうだよねー! 仕方ないよねー!』と寛容になれる気がします。
大人も子どもも、猫を介して育てられている気がしますね」
毎年「うちのコ記念日」を迎えると、愛猫が今日まで健やかに育ってくれたことに、感謝の気持ちが湧いてくる飼い主さんも多いはず。愛猫に「この家に来てよかった」と思ってもらえるように、一日一日を大切に過ごしたいですね!
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