猫が好き
UP DATE
岩合光昭さんの写真集「ねこ22(にゃんにゃん)」の発売を記念したオリジナルグッズを販売。編集長のこだわりを聞いた
ねこのきもち編集長・真辺陽子さんに、写真集とグッズの制作にまつわる裏話を聞きました。
60匹からセレクトされた22匹の猫たち
今までに登場した60匹以上いる猫たちの中から22匹を選ぶのはとても悩ましかったのですが、岩合さんのご意見もお聞きしつつ、編集室で決定しました。
臨場感のある写真はもちろんのこと、1匹1匹への愛あふれる岩合さんのエッセーもぜひ読んでいただきたいです。
写真集のタイトルの『ねこ22(にゃんにゃん)』は、当初は数十もの案があり、実は直前までは長めのタイトルが候補でした。でも、ある時のお打ち合わせで、「シンプルに『ねこ22(にゃんにゃん)』がいいんじゃないかな」という岩合さんの言葉で決定しました。
こだわりの一つは、『ねこのきもち』での連載初回が、ノルウェーの森にいるキアーラという猫だったので、写真集も1匹目はキアーラ、そして最後の22匹目もノルウェーの森での1カットに。どのコなのかは、見てのお楽しみです。
同じく、人気の猫・ピシューが扉に登場し、裏表紙でもまるで「またね!」と言っているかのような写真を採用しています。
せっかくだから、写真の世界をグッズに展開したい!
グッズの制作にあたっては、ふろく担当・佐藤が、岩合さんの写真の世界観を壊さずにグッズで表現することに全力を注ぎました。
岩合さんの仕上がりチェックは緊張しましたが、それにも増して、写真集&グッズを担当したデザイナーさんの鋭い目線にねこのきもちチームはみんな毎回ドキドキ…(笑)
そんな難関をくぐり抜けただけあって、最終版はどれも自信を持ってお勧めできる仕上がりになりました。
その一部をご紹介します。
子猫たちが見守る爪とぎソファ
ありがたいことに、オルガの子猫たちが横並びに寄り添っているカットがぴったり!
裏面に母猫オルガが顔を出しているのもポイントです。
(肉球のデザインがさりげなく撮影地のベルギーの国旗の3色を表現しているのもお見逃しなく。)
世界に暮らす猫が風景ごとバッグに マルシェバッグ
生地もしっかりしていて2キロのドライフードも余裕で入りますし、入れ口はファスナー付きで、中身が見える心配もなし!
入れ口の面にも柄があるので、岩合さんの世界をめいっぱい楽しめます。くるくるっと丸めた時にまとめられるゴムバンドもついているので、実用性も◎です。
美しい森やバラの中でかくれんぼ キューブ型キャットテント&ブランケット
今回は、写真がきれいにプリントされる生地を採用し、岩合さんにもご納得いただけるテントになったと思います。
ちなみにわが家では一足先にキャットテントとブランケットをお試ししていますが、テントは明るい場所で光を通して撮影すると、まるでノルウェーの森(キアーラ)や、バラに包まれている(ペルラ)ようで、うちのコが岩合さんの世界観に愛猫がまぎれこんでいるという、なんとも贅沢な空間に…! シャッターが止まりませんでした (笑)。
ふわふわブランケットも、ふろくで人気の形を採用していますが、なんといっても肌触りが極上です!
うちのコはすでにお気に入りで、上にのったり、枕のように頭を載せて寝たり。もちろん、人も使えます。
猫の画像切り抜きにもこだわりが
岩合さんに「猫の顔写真の切り抜きに愛がある。かわいい輪郭のところでちゃんと切り抜いてくれてますね」と褒められた素晴らしい仕上がりなので、ぜひ皆さんにも22匹の切り抜きも見ていただきたいです!
その切り抜きのかわいさが存分に味わえる『ねこ22』専用ブリキ缶や、シキンニョ・ドメニコ・ピシューと、人気の猫がプリントされたミニトートも、ぜひお手元に置いてほしいグッズです。
UP DATE