猫が好き
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飼い主の服の中で暖を取る保護子猫 「ここまでなついてくれるようになった」と感慨深い気持ちに
当時の様子について飼い主さんに話を聞くと、この日は急に肌寒くなった日だったそう。飼い主さんが去年の冬服を着られるかどうか確認し、「まだまだ着れるな〜!」と気分よくパーカーのジッパーを締めようとした瞬間に、こまちちゃんが頭から服の中にダイブしてきたのだそうです。
「このときの写真は、こまちが狭い服の中で体の向きを変えて出てきた瞬間です。急いで写真を撮りました(笑) ジッパーの音に反応して駆け寄ってきたのだと思うのですが、『こまちも肌寒くなってきたのを感じて暖を取りにきてくれたんだ』と思いながら、ここまでなついてくれるようになったんだと妻と喜んでました」
飼い主さんご夫婦とこまちちゃんはどのようにして出会ったのか、お話を聞きました。
迷子の猫を保護した経験から、猫との暮らしを考えるようになった
しかし、その日の晩に飼い主さんが帰宅したところ、朝見た猫が飼い主さんの足元にやってきたのだとか。
「人なつっこさから、野良のコではないだろうと思いました。次の日も、その次の日も同じコがやってきて、『なつかれちゃったかな』と思いながら仕事に行っていたのですが、3日も連続で続いたことと、最初に見たときより少し痩せて見えたことで、『さすがに迷子のコなのかもしれない』と思い、保護を決めました」
「動物病院につれていったり、猫用トイレを用意したり、保護連絡などをしたりと忙しかったのですが、それよりも猫と触れている時間があまりにも幸せすぎて。妻と2人で『保護猫ちゃんを迎え入れよう』と決めました」
譲渡会でこまちちゃんに出会った
「初めて私の手で指吸いを始めたときのことが印象に残っています。妻は小さい頃から猫と生活をしていたのでよく理解しているそうなのですが、私は初めての経験だったので、『こんなに癒される時間ってあるんだ…』と思い、本当に日々の疲れが飛んでいくような感動が今でも残っています」
こまちちゃんとの暮らしで「楽しい瞬間」は?
「仕事から帰ってきてお風呂から出たあとに、こまちは扉の前で待っててくれるんです。『待ってました!』と言わんばかりに出迎えてくれるので、そのあとは妻と3人で遊んでみんなで疲れ果てて、一緒の布団で寝てしまうのが最高に幸せで楽しい瞬間ですね。おかげで、超早寝早起きにもなれました」
我が家に来てくれて「ありがとう」
保護猫のこまちちゃんと家族になった今の気持ちについて、飼い主さんに聞きました。
「私たち夫婦にとって、毎日がかけがえのないものになっているのを感じています。改めて、こまちがちゃんと保護されて、我が家に会いに来てくれたことに『ありがとう』の感謝しかありません。
今後は実家に引っ越し、一部屋をこまち部屋にしようと計画しています。そこでこまちの遊び場をたくさん作って、一緒に遊びながら、思い出を増やしていきたいと考えてます。その部屋にコタツも置いて、こまちとゴロゴロ過ごしていきたいです」
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