猫が好き
UP DATE
コンビニの前に捨てられていた生後間もない子猫 5年後の「自由に生きる甘ったれ坊や」に成長した姿にグッとくる
撮影当時のえいきちくんは、生後1カ月を過ぎたくらいの年齢。飼い主さんに話を聞くと、えいきちくんは4兄弟で、生まれてすぐにコンビニの前に捨てられていたのだそう。かかりつけの動物病院の院長の娘さんが4匹を保護したといい、動物病院で里親を探していたのだそうです。
飼い主さんは、動物病院のホームページで里親募集のお知らせを見たといい、先住猫の診察の際に先生に子猫のことを聞いてみることに。
すると、先生は別の部屋から1匹の子猫を連れてきたのだとか。そのコがえいきちくんだったといいます。
「興味半分で『先生、黒いコ、まだいます…?』と聞いてみたところ、先生が『黒いコ! います、いますよー!』と言って、えいきちを連れてきてくれました。
無邪気に手足をパタパタさせて、わけもわからずあたりをキョロキョロと見回す小さなえいきちを見た瞬間、『あ、うちのコになるな』と確信しました(笑)
それから先生と相談し、家族会議を経て準備を整えてからえいきちをお迎えに行ったんです」
えいきちくんをお迎えしてからのこと
最初から物怖じもしない無邪気なえいきちくんの姿を見て、飼い主さんは「『新しいタイプのコだ…』と家族で覚悟を決めました(笑)」と、お迎え当時を振り返ります。
「先住の兄さんと姐さんがいたので、えいきちはしばらくケージで過ごしたのですが、ケージ内で大暴れ。水をひっくり返したり、ケージをよじ登ってエンドレスクライミングをしたりと大変でした(笑)
兄さん姐さんのいない間にケージから出して遊ばせたりもしたのですが、兄さん姐さんのトイレを堂々と使ったり、怪しんだ兄さんがやって来ると兄さんに向かって何回も飛びかかったりと、やりたい放題でしたね」
「兄さん姐さんが険悪なムードになっても、えいきちがちょっかいを出してその場が収まる、といった場面が日常でたくさんあるんです。
えいきちを迎えたことによって猫同士はもちろんのこと、家族と猫のコミュニケーションも格段に増えました」
現在のえいきちくんは
成長した現在のえいきちくんの性格は、とにかく天真爛漫で好奇心旺盛で、「自由に生きる甘ったれ坊や」とのこと。いつも誰かのそばにくっついているほど、人や同居猫が大好きなのだとか。
「人が動くと必ずと言っていいほどついてくるので、最近では家族に『いつもくる夫(お)』と呼ばれています。表情がコロコロ変わって本当におもしろいコで、じーっと見つめる顔が『蚊』を彷彿とさせることも(笑)
また、ミルクが大好きで、『ちー、ミルク?』と聞くと子猫のような声でおねだりする“ミルクボーイっぷり”も可愛いです」
えいきちくんとの出会いを振り返り、今思うことは
「あのとき、えいきちを迎えて本当によかったと心から思います。えいきちが来て、我が家はさらに賑やかに楽しくなりました。
えいきちは尿石症も経験したので、健康面に関しては気をつけて見ていかなければなりません。これからも元気に、えいきちらしく、可愛くおもしろい姿をたくさん見せてくれたら嬉しいです」
UP DATE