猫が好き
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「施設イチの問題児」の過去がある元保護猫 飼い主へ気持ちを伝える控えめな“もじもじ”が愛おしい!
何かを言いたげな、どこか恥ずかしそうなもじもじした様子に、Instagramユーザーさんからは「このもじもじ感が可愛いですね!」「いつ拝見しても可愛いです」などのコメントが寄せられており、日本のみならず海外のユーザーさんからも反響を呼んでいます。
そんなきっとちゃんについて、ねこのきもちWEB MAGAZINEは飼い主さんにお話をうかがいました。
どの写真ももじもじ?
飼い主さんがソファに座っているといつも隣に来て、もじもじしながら見つめてくるといいます。
「当初は、珍しくもじもじしていない愛猫を撮れたときに嬉しくて、上を向いている写真や遊んでいる写真を記念に残すつもりでSNSをしていたんです。
でも、ありのままの愛猫らしい姿をアップし始めたところ『もじもじちゃん』と呼んでいただいたり、ありがたいことに『可愛い』と言っていただくことが多くて。それから、いつも通りの愛猫の姿をそのまま投稿するようになりました」
「きっと」の名前の由来は…
施設の方にも、「施設イチの問題児ちゃんで…初心者の方にはオススメできません。ずっと触れないかもしれないです」と言われていたといいます。
しかし、飼い主さんは「なぜかこのコじゃないと嫌だ」と感じて、お迎えすることを決意。帰りの車内では不安もありましたが、何度も「きっと大丈夫」と言い聞かせていたのだとか。それが、「きっと」という名付けの由来だそうです。
できたこと一つひとつが大きな感動
やがて、飼い主さんの努力が少しずつ実っていきました。
「シャーと言わなかった、ケージから出てきた、おやつを食べてくれた、そっと触ることができた、自分から近くに来た…その一つひとつが本当に大きな感動で。当たり前であろうそれらが、私たちにとっては大変喜ばしいことでした。
たしかに苦労したのかもしれないですけど、遥かに喜びが大きかったです。はじめて横で寝てくれた夜は、もったいなくて眠れなかったのを覚えています」
きっとちゃんに「ありがとう」と伝えたい
年齢を重ねるごとに甘えることもどんどん上手になり、前足でちょんちょんとアピールしてきたり、大好きなおやつが欲しいときは大声で鳴いたり、いつも飼い主さんの隣にいたり、ついてきたり…。言葉は通じなくても、「大好き」の思いは伝わっているといいます。
きっとちゃんに飼い主さんも癒され、励まされ、救われているとのこと。そんなきっとちゃんへの思いを聞きました。
「心からありがとうと伝えたいですね。猫を飼うって本当に素晴らしいことだと思います。私の人生にいつもそこにそっと猫がいることに、毎日感動しています」
「愛猫きっとが、保護猫の魅力を知っていただけるきっかけになればと願っております。家族を求めている猫ちゃんやワンちゃんと、優しい誰かが私たちのようにご縁で結ばれますように。きっときっと…と、愛猫とともに願っています」
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