キャットタワーのてっぺんでそっと寄り添っていた先住猫と新入り保護子猫　出会って1週間の頃に見られた姿が微笑ましい！

仲良しぶりにほっこりする！

キャットタワーのてっぺんでまったりとくつろいでいるのは、Instagramユーザー@tetouri__さんの愛猫・てとくん（撮影時1才10カ月）と、うりくん（撮影時、生後2カ月）。

ピタッと密着していて2匹の仲良しぶりがうかがえる光景ですが、じつは2匹は出会ってまだ1週間ほどだったのだとか！

「2匹の姿を見て安心した」

飼い主さんに話を聞くと、撮影当時は2匹が夜ごはんを食べ終わったあとだったとのこと。静かだったため「どこに行ったのかな？」と思って2匹を探してみると、キャットタワーの最上階でくっついている2匹の姿を目にしたのだとか。

仲良くくつろいでいる2匹を見て、「可愛い！！」と思ったという飼い主さん。それと同時に「とても安心しました」と当時の心境を振り返ります。

飼い主さん：
「いまとなればこのような光景はよく見ますが、このときはまだ出会って1週間だったため、当時はあまり見ない光景でした。密着している姿を見て、『仲良くなれて良かった』と安心したことを覚えています」

また、飼い主さんは当時の2匹の心境をこう推測していました。

飼い主さん：
「先住猫のてとは、馴れてきたもののまだうりに少し警戒されていたので、うりがここまで密着してくれたことが嬉しかったと思います。写真では『ちょっと重たいなー』って顔をしていますが、嫌そうにしていなかったので、上に乗られて満更でもないようでした。

新入り猫のうりは、優しくしてくれるお兄ちゃんができて安心していたと思います。『お兄ちゃん大好き！』という気持ちが、この姿から伝わってきましたね」

あれから2カ月ほどが経過した現在も仲良く過ごしているという、てとくんとうりくん。そんな2匹は、保護猫カフェからお迎えしたコだそうです。

飼い主さんは2匹とどのような日々を過ごしているのか、お話を聞きました。

2匹はあっという間に仲良しに！

先住猫のてとくんはとても優しくて甘えん坊だといい、やんちゃな部分もあるけれど、怒るようなことはいままでまったくないとのこと。保護猫カフェにいたためか、お迎え当時も人馴れをしていたといい、家に来たお客さんにも自ら寄って行くほどだそうです。

そんなてとくんは、うりくんが家に来たときも「仲良くしようよ！」という感じで、うりくんに優しく歩み寄っている様子だったそう。飼い主さんは、てとくんの優しさに癒されていたといいます。

新入り猫のうりくんはまだ子猫ということもあって、やんちゃで毎日元気いっぱい！　走り回っているときに少しつまずいたりと、ドジな一面もあるのだそう。

また、大のお兄ちゃんっコだといい、普段からてとくんを追いかけたり、ちょっかいを出して遊んでもらおうとしているのだとか。「常にてとお兄ちゃんの後をついて回っているので少し寂しいですが、『飼い主よりもてとお兄ちゃんのことが大好きなんだろうな〜』と感じます」と、飼い主さんは話します。

そんな2匹は、「本当の兄弟や親子のように仲が良い」とのこと。うりくんをお迎えした当初、飼い主さんは「仲良くなるまでに時間がかかるのかな」と思っていたそうですが、2匹はビックリするほどの早さで仲良くなりました。

そのことについて飼い主さんは、「てとが優しかったおかげで、2匹はこんなにも早く仲良くなれたのかな」と感じているそうです。

飼い主さん：
「てとはうりに対して、家のルールや力加減などいろいろと教えてあげているように見えます。うりにちょっかいを出されても怒ったりすることなく、優しく受け入れてあげて相手をしてくれています。

うりは初めはてとのことを警戒していましたが、優しくされていまはてとのことを心から信頼しているようです。本当にお兄ちゃんのことが大好きなんだと感じますね」

2匹への思いとは

寝るときもごはんを食べるときも、トイレに行くときでさえも一緒だという、てとくんとうりくん。最後に、微笑ましい関係を築いている2匹への思いを飼い主さんに聞きました。

飼い主さん：
「2匹はもともと保護猫でひとりで過ごしてきたので、お互いにとって“最高の兄弟”になれて本当に良かったです。

2匹とも大切な家族の一員なので、これからもたくさんの思い出を一緒に作っていきたいです。私たちにとっても、てとうりにとっても、お互い毎日が幸せだと思える日々を過ごしたいです！」

写真提供・取材協力／@tetouri__さん／Instagram
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文／雨宮カイ