猫が好き
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カラスに狙われていた生後3週齢の子猫を保護 成長を見守るなかで「あのとき保護できてよかった」と感じる日々
飼い主さんは、きゅんくんとどのようにして出会い、現在どのような日々を過ごしているのでしょうか。詳しくお話を聞きました。
カラスに狙われていたところを保護された
すると、乾いた側溝の中にきゅんくんがいたのだそうです。
「父によると近くに親猫やきょうだい猫はいなくて、カラスに狙われていたきゅんは、助けを求めるようにニャーニャーと鳴いていたそうです。きゅんをどこか別の安全な場所に移そうと、父はきゅんを抱き上げたそうですが、あまりにも小さいので家に連れて帰ることにしたらしいです」
保護当時は430gほどと小さかったきゅんくん。しばらく実家でお世話をしたのち、離乳食からカリカリのごはんになったタイミングで飼い主さんの家で暮らすことになったのでした。
甘えん坊で暴れん坊! 大変なことよりも「きゅんの可愛さが大勝利」の日々
そんなきゅんくんはとっても甘えん坊で反応が可愛らしく、飼い主さんたちはきゅんくんにメロメロになっているようです。
「料理をしていると足元に座ってきたり、お昼寝をしていると一緒に寝てくれたりします。お風呂に入っていると、中まで入ってきてお風呂の蓋の上でくつろいでいたりも。
きゅんはバスマットが大好きなのですが、同じものが2枚あったので1枚をケージの中に入れてあげると、その日はずっとその上でゴロゴロしていて、こっちまで嬉しくなりました。おもちゃを買ってきてあげれば、100均のものでもただのぬいぐるみでも、全力で大喜びして遊んでくれるので、本当に可愛いです」
愛らしいきゅんくんに日々癒されている飼い主さんですが、そのなかでも特に印象に残っている瞬間を教えてくれました。
「現在私は第一子を妊娠中なのですが、つわりがひどくて寝込む時期には、きゅんがずっとそばにいて一緒にゴロゴロしてくれて嬉しかったです。退屈もせず、一番可愛い子猫の時期にずっと一緒にいられて幸せでした。
じつは、きゅんが生まれたと思う日と、赤ちゃんがお腹に来た日が同じで、双子がうちにきたような気持ちでした。私が幸せな気持ちでゆっくり休めるように、きゅんがうちに来てくれたのかも…なんて思っています」
出会いを振り返り、いま思うことは
「この前の猫エイズの検査で残念ながら陽性が出てしまい、1才になる頃に再判定となりました。まだわかりませんが、もし短い命だったとしても、その時間でたくさんの幸せを感じてもらえるようにしたいです。
また、いまは暴れん坊ですが、第一子が生まれる頃にはもう少し落ち着いてくれたらいいなと(笑) いいお兄ちゃんになってくれたら嬉しいですし、きゅんと赤ちゃんの可愛い姿を見るのがいまから楽しみです!」
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