猫が好き
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給湯器の下からレスキューされた子猫 寝たきりの状態を乗り越え、たくましく成長した3年後の姿にグッとくる!
保護当時のきぃちゃんは明日を生きられるかわからない、かなり危ない状態だったのだそうです。
「保護主さんの話によると、2日ほど前から猫の鳴き声がしたため外を探していると、給湯器の下に潜り込んで出られなくなっている子猫を見つけたそうです」
「給湯器の下にいたために火傷をしたのか、レスキューの際にできてしまった怪我なのか、子猫の背中から肩にかけて広範囲の皮膚が壊死した状態。同時に右手も脱臼しており、保護したときは寝たきりの状態でした。
しばらく動物病院に入院させてもらい、ある程度動けるようになったタイミングで退院。自宅でのケアが始まり、皮膚再生のために壊死して剥がれた部分に毎日薬を塗り、ガーゼ交換を続けました。
里親募集をするにはあまりにも心配な状態だったため、うちのコとして迎え入れることを決めたんです」
きぃちゃんは3才に! 立派にたくましく成長
一言で表すと「ヤンチャな末っ子」だといい、先住猫たちに余計なことをしては怒られているそうです。
「退院してからのきぃちゃんは、分離不安で私や家族の後をついてまわり、常に誰かに抱っこされたり膝の上に乗っている状態でした。給湯器の下から出られなくなった数日間の怖い思いを引きずっていたのかもしれません。
でも、先住猫や私たち家族に見守られながら、いつしか分離不安の症状がなくなったんです」
最後に、飼い主さんはここまで立派に成長したきぃちゃんへの思いをこう語っていました。
「ありきたりな言葉になりますが、『宝物』以外の言葉が見当たりません。つらくて、痛くて、寂しい思いをしたきぃちゃん。そのつらかった思いを払拭できるくらい幸せにしてやりたいと、日々思いながら過ごしています」
@nekobaka0723さん/Instagram
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年7月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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