体重が500gだった生後2カ月の子猫→15年後には7kgになり、ふっくらとした姿が可愛いシニア猫に成長！

小さな子猫の見違えるほどの成長ぶりにほっこり！

紹介するのは、X（旧Twitter）ユーザー＠neko_chan210さんの愛猫・マロくん（取材時15才）。こちらは、飼い主さんがマロくんをお迎えした日に撮影した写真です。

飼い主さん：
「我が家にやって来た当日に初めて撮った記念すべき1枚目です。やって来たばかりとは思えないほど落ち着いたコで、すぐに懐いてこの写真を撮らせてくれましたし、初日の晩から一緒に寝てくれました」

飼い主さんがマロくんをお迎えしたきっかけは、お子さんが進学のために実家を離れたことでした。寂しくて「猫を飼いたい」とトリマーの友人に相談したところ、マロくんを紹介してもらったそうです。

お迎えから約15年が経ち、マロくんはどんな姿に成長したのでしょうか。

たくさん食べてふっくら成長！

マロくんは今年の3月に15才の誕生日を迎えました。顔や体の模様の色が濃くなり、立派な体格になっています。

飼い主さん：
「誕生日用に用意した首輪を着けると『わかってますよ』とばかりにお澄ましして撮らせてくれました」

飼い主さんによると、マロくんはとにかく食べることが大好きなようで、お迎え時に500gだった体重が、最大で8kgになった時期もあるのだとか。シニアになった現在は7kgだそうです。子猫の頃からのマロくんの成長ぶりには驚きですね。

マロくんってどんなコ？

マロくんは、子猫の頃から「おっとりな甘えん坊」だったそうです。

飼い主さん：
「子猫はやんちゃだと思って覚悟していたのですが、カーテンによじ登ることすらなく、虫を見るとビビって後ずさりする臆病なコです。とにかく優しくて、『シャー』ってされたこともまったくありません」

横に並んだ二匹の猫 — マロくん（写真左）とハナちゃん（写真右／取材時、推定14才）

そんなマロくんと暮らしている飼い主さんですが、マロくんのお迎えから1年が経った頃に、怪我をして弱っていた子猫のハナちゃんを保護したのだそう。そのとき、マロくんはハナちゃんをすぐに受け入れて、グルーミングを手伝ったり添い寝をしたりとお世話をしてくれたといいます。

飼い主さん：
「ハナちゃんはマロと違い、かなりお転婆なコでしたが、出会いからずっとハナちゃんの優しいお兄ちゃんとして接してくれて、2匹はずっと仲よく過ごしてきました」

マロくんへの現在の思い

飼い主さんにとって、マロくんと一緒にいて幸せと感じるのはどのようなときなのでしょうか。

飼い主さん：
「マロがそばにいるすべての時間に幸せを感じます。この回答をしている今も膝の上に乗っていて、マロの体温と重さに幸せを感じています」

最後に、飼い主さんにとってマロくんとはどのような存在なのか、そして、これからマロくんと一緒にどのように暮らしていきたいかを伺いました。

飼い主さん：
「マロはかけがえのない家族です。もう15才7カ月と高齢なので、この先いつまで一緒にいられるのか分かりません。病気や老いと向き合わなくてはならない日も遠くないという思いも持っています。共に過ごす一日一日を大切に、精一杯の愛情を注いで過ごしていきたいです」

写真提供・取材協力／＠neko_chan210さん／X（旧Twitter）
取材・文／COCO
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年10月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。