無防備な「ヘソ天ポーズ」で眠る生後2カ月の子猫　体が小さかったコの2年後の成長ぶりにほっこり！

こんなに小さかった子猫が立派に成長しました！

ヘソ天ポーズで眠る生後2カ月のトロロこんぶちゃん — @torotan0220kaw1

今回紹介するのは、X（旧Twitter）ユーザー@torotan0220kaw1さんの愛猫・トロロこんぶちゃん（愛称：トロ）。こちらの写真は、飼い主さんがトロちゃんを引き取ったばかりの生後2カ月くらいの様子です。帰宅した飼い主さんが「トロのお迎えがないな〜」と部屋を覗くと、気持ち良さそうにヘソ天ポーズで眠っていたそう。

当時、お留守番の際にケージから出して部屋で過ごさせるようにし始めた頃だったため、不安があったという飼い主さん。しかし、気持ち良さそうに眠るトロちゃんの姿を見て「ホッと一安心したのを今でも覚えています」と振り返ります。

立派に成長したトロちゃん

それから約2年経ったトロちゃんの現在は、可愛らしさはそのままに立派に成長しました！

撮影当時、掃除機をかけたり洗濯物を干したりと家事に追われていた飼い主さんは、うるさいはずのリビングの中央で堂々とヘソ天ポーズで眠るトロちゃんを見て思わず笑ってしまったそう。

生後2カ月の頃と現在の姿を比較して、「大きくなったなぁ〜（笑）」とリアルにつぶやいたと話します。

体がとても小さかったトロちゃん

今は体が大きなトロちゃんですが家に迎えたときはとても小さく、体重は600グラム未満でした。

体が大きくなるか心配だった飼い主さんは、毎日体重測定をして成長の確認をしながら、ドライフードだけではなく子猫が食べられるウェットの総合栄養食を調べ「このウェットは食べない」「これは一口だけ食べる…」など、ペットショップやスーパーなどで毎日ごはんとにらめっこしていたそうです。

飼い主さんの頑張りもあり、トロちゃんは子猫の平均といわれる体重まで成長しました。

その後、成猫になり、病気などで二度の開腹手術を受けることになったトロちゃん。一命はとりとめたものの、獣医師からは「ここからはトロちゃんの体力勝負です」と話があったときは、飼い主さんは「頭が真っ白になり、トロがいなくなるかもしれない恐怖でいっぱい」と、不安な日々が続いたそうです。

たくましく育った姿に「心から嬉しい」

立派に成長したもふもふのトロロこんぶちゃん — @torotan0220kaw1

それからトロちゃんは1カ月近く入院し、飼い主さんは毎日2回トロちゃんの好きなごはんを持って面会をしました。その甲斐もあってかトロちゃんの容態は無事に回復し、1年以上経った頃にはたくましい体つきに成長しました。

飼い主さん：
「トロが一生懸命頑張って戦ってくれて完治し、家に帰ってきたときは涙が出てしまいました。あんなに小さくて、しかも大きな手術まで頑張って、今はそんなときがあったのが嘘みたいにおっきく元気に成長してくれて、私は心から嬉しいし毎日が幸せです」

トロちゃんはどんなコ？

トロちゃんは寂しがり屋な性格。四六時中、飼い主さんに甘える…というわけではないのですが、こっそり飼い主さんのことを見ているのだとか。ただ、体が大きいため隠れているゴミ箱からはみ出るし、ダンボールには頭しか入っていないことも多いそうです（笑）

また、「なんでこのタイミング！？」と思うときに甘えてくることもあるそうで、そういった少し間の悪いところも含めて「その不器用さが愛おしくて大好きが溢れます」と飼い主さんは話しました。

生涯をかけて幸せにしたい存在

さまざまな困難を経て共に暮らしているトロちゃんについて、飼い主さんは「生涯かけて幸せにする子ども」と話します。

飼い主さん：
「一緒にいると楽しいし、癒されるし、幸せです。ですが、それ以上に私はトロを楽しませたいし、癒してあげたいし、幸せにしたいと思っています。

私自身、子どもができない体なのですが、きっとこの感情は人の子どもと同じような感情なんだと思います。私にとって、トロはかわいい子どもです。トロが悲しめば私も悲しいし、トロが嬉しそうなら私も嬉しいし、トロが幸せだから私も幸せを感じることができます。生涯かけて幸せにする子どもです」

写真提供・取材協力／@torotan0220kaw1さん／X（旧Twitter）
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文／二宮ねこむ