猫が好き
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側溝で泥まみれになり鳴いていた子猫を保護→1才の現在、家族を明るくする「元気いっぱいなコ」に成長
猛暑が続く夏のある日、モフくんは小さな体で必死に鳴いて助けを求めていたようです。
「自宅付近で尋常ではない猫の鳴き声が聞こえ、心配になり探しに行きました。すると、側溝の中で泥まみれになりながら、母猫を求めて必死に鳴いているモフくんを見つけたんです。
近所の方から『小学生の男の子たちがどこからか捕まえてきて置いていってしまって、それ以来ずっと鳴き続けている』と聞き、いても立ってもいられずその場で保護を決意しました」
あと少し保護が遅ければ、命が危なかったかも……
飼い主さんがモフくんを動物病院につれていくと、獣医師から「保護が遅ければ、夏の暑さと空腹に耐えられなかったかもしれない」と言われたそう。体重もとても軽く、か弱いモフくんを保護できて心からよかったと、飼い主さんは振り返ります。
鳴くたびにあの手この手であやしてみるも効果が薄かったようですが、試しに「ヒョウのぬいぐるみ」を渡してみると、驚くことに効果抜群だったようです。
「ヒョウのぬいぐるみを母猫だと思ったのか、ピタリと鳴き止んでゴロゴロと喉を鳴らし、安心して寝ることができるようになりました。そのぬいぐるみは、成長した今でもモフくんのお気に入りです」
天真爛漫で、猪突猛進な性格のモフくん
「ヒョウのぬいぐるみを与えたときもそうでしたが、モフくんは同族の猫が本当に大好きなコのようです。先住猫たちにも物怖じせず、喜んで引っ付いていました。
フレンドリーで陽気な性格のモフくんは、先住猫を見つけると『遊ぼうよ! かまってよ!』と追いかけてはくっついてを繰り返しています」
「モフくんに出会えて本当によかった」
実はモフくんを保護した当時、飼い主さん家族は悲しみに暮れていた時期だったのだそう。モフくんの存在に、家族みんなが救われたのだといいます。
「ちょうどモフくんを家族として迎える数カ月前に、先住猫を亡くしたばかりでした。そんな矢先に、明るく元気いっぱいなモフくんが来てくれたことで、我が家も明るさを取り戻すことができたんです。
毛色もミルクティーのような色合いでモフモフな毛並みなので、家の中を走りまわっている姿を見るだけで気持ちも明るくなり、元気になれます。モフくんには、感謝の気持ちでいっぱいです」
取材・文/凛香
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年11月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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