猫が好き
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手のひらサイズで体重400gだった保護子猫 約2年後の立派な姿に「すっかり別の猫のようだ」
飼い主さんがモカくんを家にお迎えしたときの体重は約400gで、手のひらに収まるほどのサイズでした。飼い主さんによると、ミルクの飲みが弱いモカくんには3時間おきにシリンジでミルクを与えなくてはならなかったそうです。
「私も猫を飼うのが初めてだったのでシリンジの扱いが難しく、モカもまだ飲み方が上手じゃなかったので、お互いにとても苦労したのを覚えています。私の手の甲はモカが必死にしがみつく足の爪で血だらけになり、軍手をしてミルクを与えるようになりました。
モカは顔中ミルクでべちょべちょになりながら、必死にミルクを飲んでいました。そんな姿がとても愛おしく、強い生命力を感じました。モカはお腹がいっぱいになると満足そうにブランケットに移動して、ごろんと寝転がっていました。そんなときの一枚です」
およそ2年が経過した現在は立派に成長!
モカくんの成長ぶりには飼い主さんも驚いたそうで、用意していた猫用の可愛い洋服やキャリーケースなどがモカくんのサイズには合わず、「こんなはずではなかった…」と泣き笑い状態なのだとか。
「まさか6kgにまで成長するとは夢にも思いませんでした。とくに主人はこの変わりっぷりに驚いていて、『すっかり別の猫のようだ』と呟いています」
元保護猫のモカくんとの出会い
そうしたなかで、猫が好きな旦那さんが「犬ではなく猫を飼ってみたらどうか?」と提案。スムーズに話が進み、保護猫を迎えることを決めた飼い主さんは、里親募集の情報を探して生まれたばかりの小さなモカくんを見つけ、応募したのでした。
ミルクボランティアさんの話では、一時は生命の危機もあったのだそう。すくすくと育ったモカくんの成長ぶりに、飼い主さんは「こんなに健康で大きくなってくれたのは感無量です。モカの命を多くの人の善意によって繋いでいただいたことに、深く感謝しています」と話します。
モカくんはどんなコ?
「とにかく穏やかなので、爪切りもブラッシングも嫌がることなくやらせてくれます。変わったところでは、掃除機の音をまったく怖がらないので、でーんと床に横たわりどいてくれません。掃除機のヘッドで押しながら、なんとか掃除をしています」
「モカは、私の猫の概念をすべて覆してくれた愛しき存在です。モカと出会ったことにより、猫という存在がかけがえのないものになりました」
これからも目一杯の愛情を注いでいきたい
「これまで病気をすることもなく、元気にすくすく育ってくれたことに感謝をしています。モカの猫生が幸せであることが私たち家族の幸せでもあるので、これからも目一杯の愛情を注いでいきたいと思います」
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