猫が好き
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雨の日にゴミ袋に入れて捨てられていた生後間もない子猫→「あの子がまた来てくれた」ご縁を感じ迎え入れると見事な“パパっ子”に
「うゆは元保護猫なんです。保護主さんの職場の裏口の監視カメラがないところに、きょうだい猫たちと一緒にゴミ袋に入れられ、捨てられていたと聞きました。その日は雨が降っていて、うゆたちはまだ目も開いておらず、へその緒もついた状態だったそうです」
「私は保護主さんの知人から連絡をもらい、うゆたちのことを知りました。いつもなら『かわいそうに……里親探すの手伝うね』となるのですが、このときは『お迎えしないと』という気持ちになったんです」
飼い主さんが「お迎えしないと」と感じた理由
飼い主さん:
「うゆを迎える1年前に私は流産をしています。里親の連絡が来たとき、『あの子が違うカタチで私たちのもとに来てくれたんだ』と、何かの縁を感じずにはいられませんでした。夫も理由はわかりませんが、私と同じように『お迎えしないと』という気持ちになっていたようで、うゆを“うちのコ”として引き取ることにしたんです」
うゆくんとの生活はすべてが“新鮮”だった!
飼い主さん:
「夫婦二人とも猫は初心者だったので、うゆがうちに来てから今までのすべてが新鮮で印象に残っています。哺乳瓶でミルクを飲ませてお世話をしたこと、ヘソの緒が取れて目が開いたこと。それから、毛色や目の色が変わりました。教えていないのに、きちんとトイレもできるようになったんですよ」
うゆくんは生後9カ月に!
飼い主さん:
「好奇心旺盛ボーイで、私には“The 猫”という感じの性格をしているのですが、パパに対しては『前世は恋人だったんじゃない?』というくらい甘えん坊です。多分、私が爪切りやお風呂などのケアをしているので、“ママ=嫌なことする人”になってしまったんだと思います……(笑)」
「でも、ふだん夫にしかなつかないうゆが、私がいろいろと苦しいときに、まるで励ますかのように添い寝をしてくれたり、そばにいてくれたりしたことがあったんです。いつもなら夫がトイレやほかの部屋に行くと、ストーカーのようについて行くのですが、このときは夫が呼んでも行かず、私のそばから離れなくて驚きました」
取材・文/長谷部サチ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年12月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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