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警戒してギュッと固まっていた3匹の保護子猫→仲良くスクスク成長していった「1年後の姿」にほっこり!

飼い主さんに話を聞くと、写真は3匹を家族に迎えた初日に撮影したものだそう。当時の様子について、飼い主さんは次のように振り返っています。
「ケージが置いてある寝室に入ると、3匹はケージの扉からなるべく離れて奥のほうで固まり、静かにこちらの様子をうかがっていました。知らないところに連れてこられて最初は不安そうでしたが、シャーシャーすることもなく、おもちゃには興味を示したり、3匹でまとまってスヤスヤ寝ていたりして。
“小さな毛玉”たちが可愛くて、ついついのぞきに行っては警戒されていたことを覚えています」
保護猫だった3匹との出会い

これまでにも猫と暮らした経験がある飼い主さんですが、17年ほど連れ添った先代の兄妹猫と死別して以降は、新たに猫を迎えることを考えられなかったのだそう。“モフモフ”が恋しくなったときには、実家の猫や友人の猫を触りに行って気を紛らわせていたといいます。

保護猫の譲渡会のチラシを見たり、保護施設を調べたりしていたときに、ある出会いがあったといいます。
「家族の職場の人から、『知り合いの家で子猫が生まれて、ボランティアさんに相談している』との話があったんです。このときの私は、実際に保護施設に足を運ぶかまだ悩んでいましたが、話を聞いて『これもご縁かな』と感じて子猫を引き取ろうと決めました。
実際に会いに行くと、異母兄妹の子猫が10数匹いて。『どうせお迎えするなら兄妹で』と思っていたので、同腹の3兄妹をまとめてお迎えすることに。それが、ふう、らい、ぼんです」
お迎えから1年が経過 現在の様子は?

それ以降は部屋の中や階段、リビングと、徐々に縄張りを拡大していったといい、毎日やんちゃに走り回る姿を見せていたのだとか。

おとなになって見た目が変化した3匹ですが、性格は子猫のころとあまり変わっていないのだそう。3匹の特徴について、飼い主さんはこう話しています。
「体は一番大きいのに、ビビりでのんびりした長男のぼん。気が強いけれど、懐くと甘えん坊になるツンデレ長女のふう。きままなマイペース、いたずらっ子な末っ子気質のらい。
もちろん兄妹の生まれた順番はわからないのですが、私は勝手にそんなふうに思っています」
関係性の変化も愛おしい!

「誰と誰が仲が良いとかではなく、そのときそこにいる2匹が遊んでいたり寝ていたりする感じで。序列もなく平和に過ごしています。
2匹で寝ているところに無理やり3匹目が入って、1匹押し出されたりするのもおもしろくて、見ていて飽きません」
3匹と過ごすなかで、飼い主さんが今思うことは


「先代の兄妹猫は2匹であまり一緒にいることがなく、それぞれのテリトリーを尊重している感じだったので、今回の3兄妹がくっついているのがとても新鮮です。これからも仲良く“団子”になってほしいと思っています。
また、猫同士がくっついている隙間にそうっと手を差し込んで、両方から“もふもふ”に挟まれるのが飼い主の最高の癒しの瞬間になっています。3匹にはちょっと迷惑そうにされていますが(笑)、たまに間に手を入れるのを許してほしいなと思っています」
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年2月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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