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ボロボロな見た目で弱々しかった保護子猫→11年後、まるで別猫に!? 貫禄がスゴすぎる成長姿にほっこり

ノイくんは飼い主さんが保護したコでした。段ボールに入っているこちらの写真は、生後推定2〜3カ月のころに撮影したノイくんの姿です。目元は汚れ、ボロボロといっても過言ではないほど心配な姿でした。
しかし、飼い主さんに引き取られてすくすくと成長したノイくんは、驚きの姿を見せたのです。
貫禄たっぷりな見た目に!

飼い主さんによると、ノイくんは1才を過ぎたあたりから体毛がぐんぐん伸び、体重も飼い主さんの自宅にいる先住猫を追い越したのだそう。想像以上の成長っぷりに、飼い主さんは「まさかあんなボロボロだったコがこんなに立派になるなんて、思いもしませんでした」と話します。
ノイくんとの出会い

しばらく様子を見ていたものの母猫が現れる気配もなく、飼い主さんは同僚たちと相談のうえ保護することに。2匹はすぐに社内で新しい飼い主さんが見つかりましたが、ノイくんだけはなかなか引き取り手が決まりませんでした。

飼い主さんの家にはすでに先住猫がいたことや物件の都合もあり、多頭飼いは難しい状況。そのため、実家で一時的に預かってもらいながら、引き取り手を探し続けました。

飼い主さん:
「頻繁に実家に様子を見に行ったり、目の状態がよくなかったので動物病院に連れて行ったりするうちに、情が湧いてしまいました。
そこで思い切って、新たな物件を探すことを決意したんです。無事に引っ越し先が見つかり、保護してから2カ月後に正式に家族の一員として迎えることになりました」
ノイくんはどんなコ?

ただ、寝るときは飼い主さんが寝室に行くタイミングで全員集合し、ノイくんもベッドの中に入ってくるのだそう。「むしろほかの2匹よりも一番べったりとくっついて寝ています」とのことです(笑)

飼い主さん:
「名前を呼んで手を出すと、ノイはそこに頭を押し付けてきて、まるで『なでて』と言っているようなしぐさをするのが可愛いです。そして、頭をわしゃわしゃっとなでると、満足して去っていきます。ちょっと犬っぽいかもしれません」

とくに猫じゃらしはお気に入りで、「ウーウー」とうなりながら運び歩くのが日課に。さらに、妹猫のために買った小さな爪とぎもなぜかノイくんの愛用品になり、8年以上経った今でも手放せないそうです。
愛猫たちと暮らして「幸せが倍に」


飼い主さん:
「ノイをお迎えする前は、多頭飼いの大変さを考えてもいませんでした。いざ迎えてみたら実際に大変なことも多いのですが、幸せが倍になりました。
そして、ノイを迎えていなかったら、下のコたちとの暮らしもなかったかもしれません。そういう意味でも、ノイとの出会いに感謝しています。あとは、シニアなので健康面も気をつけていきたいと思います」
取材・文/二宮ねこむ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年3月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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