猫が好き
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初めてもらったぬいぐるみをケリケリする保護子猫→2年後、今でも“特別な友達 ”をギュッと抱きしめる成長姿にグッとくる!

こちらの写真は、生後推定3カ月のころに撮影したニャンタロウちゃん。ぬいぐるみを抱きかかえ、ケリケリするニャンタロウちゃんが写っています。小さな体で懸命にしがみつく様子のニャンタロウちゃんですが、2年後にはほっこりする成長を見せたようです。
2年後のニャンタロウちゃんは……

子猫のころは必死で抱きかかえていたぬいぐるみでしたが、2才にもなると余裕で抱きつけるほど、体が大きくなって立派に成長していますね!
「赤ちゃんの頃に遊んでいたおもちゃを、珍しく引っ張り出していました」とのコメントを添えて、ニャンタロウちゃんの成長ビフォーアフター写真をXに投稿していた飼い主さん。2枚の写真を比較して、「大きくなったね」とコメントしています。
ニャンタロウちゃんの“初めてのお友達”

当時の様子について、飼い主さんはこう話しています。
飼い主さん:
「保護した当時、ニャンタロウは怪我をしていて思うように動けませんでした。そのため、このぬいぐるみも最初は枕にする程度。怪我が治り、ケリケリして遊ぶようになりました。
それから2年経った今、ぬいぐるみよりも大きく成長した姿を見るととても感慨深いです」

野良猫に襲われ大怪我をしていたところを保護

飼い主さん:
「日が落ちて暗くなった草むらで、か細い声で鳴く幼い子猫がいました。その子猫がニャンタロウです。ひどく怪我をしていて、このまま朝まで放っておいたら助からないのではないかと思いました。
猫を飼うつもりも飼ったこともありませんでしたが、このときは後先考えず、家にあったダンボールにニャンタロウを入れて、すぐに動物病院に連れて行きました」

獣医師に教えてもらったとおりに薬を飲ませ、体温を上げるために部屋を暖め、湯たんぽの上に寝かせてと、飼い主さんは懸命にニャンタロウちゃんの看病を続けたそうです。
飼い主さん:
「もしかしたら助からないかも……との思いもあり、ニャンタロウの様子を見るたびに不安でした。しかし、保護をしてから3日目、ニャンタロウが突如むくっと起き上がったのです! 『ニャンタロウが立った!』と家族で大騒ぎでした」
ニャンタロウちゃんは「好奇心旺盛でヤンチャな女のコ」へと成長中!

飼い主さん:
「高いところに登っては『こっちを見て!』と言わんばかりに身を乗り出して、見ているこちらがヒヤヒヤ。ほかにも、部屋にあった物がなくなると、その性格から真っ先にニャンタロウが疑われています(笑)」

新しく家族になった親方くんは、ニャンタロウちゃんの教育係!?

飼い主さん:
「ニャンタロウがイタズラを始め家族が騒ぎ出すと、親方はニャンタロウの近くへとやってきて「何の騒ぎだ?」と諭すように鳴き始めます。カーテンに登って降りてきたニャンタロウのおしりを“カプッ”としたときは笑えました。
親方はニャンタロウの“教育係”のようですね。ニャンタロウは『うるさいおじさんだな』と少し迷惑そうです(笑)」
ニャンタロウちゃんへの思い

飼い主さん:
「ニャンタロウを保護したころ、私は心身ともに疲れていました。猫の存在はとても大きいですね。気持ちは穏やかになり、気力も湧いてきました。
猫はクールだと思っていましたが、本当は素直で賢く、とても愛情深い性格でした。救われたのは私自身かもしれません」

取材・文/山田リタ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年5月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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