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初めてもらったぬいぐるみをケリケリする保護子猫→2年後、今でも“特別な友達 ”をギュッと抱きしめる成長姿にグッとくる!

大怪我をして瀕死状態だった保護子猫が、今では立派なおとなの猫に!
生後推定3カ月のニャンタロウちゃん
生後推定3カ月のニャンタロウちゃん。
@tom15tarou15
紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@tom15tarou15さんが投稿していた、愛猫・ニャンタロウちゃん(取材時、推定2才/メス)の2枚の写真。

こちらの写真は、生後推定3カ月のころに撮影したニャンタロウちゃん。ぬいぐるみを抱きかかえ、ケリケリするニャンタロウちゃんが写っています。小さな体で懸命にしがみつく様子のニャンタロウちゃんですが、2年後にはほっこりする成長を見せたようです。

2年後のニャンタロウちゃんは……

推定2才になったニャンタロウちゃん
推定2才になったニャンタロウちゃん。
@tom15tarou15
こちらの写真が、2才になってから撮影したニャンタロウちゃんの姿。ぬいぐるみをおもちゃ箱から取り出し、ギュッと抱っこして毛づくろいしたところを収めたものだそうです。

子猫のころは必死で抱きかかえていたぬいぐるみでしたが、2才にもなると余裕で抱きつけるほど、体が大きくなって立派に成長していますね!

「赤ちゃんの頃に遊んでいたおもちゃを、珍しく引っ張り出していました」とのコメントを添えて、ニャンタロウちゃんの成長ビフォーアフター写真をXに投稿していた飼い主さん。2枚の写真を比較して、「大きくなったね」とコメントしています。

ニャンタロウちゃんの“初めてのお友達”

怪我が治り、ケリケリして遊ぶようになったニャンタロウちゃん。「猫に関する知識がなかったので、猫はおもしろい遊び方をするんだと驚きました」と飼い主さん。
怪我が治り、ケリケリして遊ぶようになったニャンタロウちゃん。「猫に関する知識がなかったので、猫はおもしろい遊び方をするんだと驚きました」と飼い主さん。
@tom15tarou15
飼い主さんに話を聞くと、このぬいぐるみは保護猫だったニャンタロウちゃんを家族に迎えて、すぐに購入したものだといいます。「ぬいぐるみがあったら安心するかな」とニャンタロウちゃんのことを思い、プレゼントしたのだそう。そうして、ニャンタロウちゃんにとって“初めてのお友達”となったそうです。

当時の様子について、飼い主さんはこう話しています。

飼い主さん:
「保護した当時、ニャンタロウは怪我をしていて思うように動けませんでした。そのため、このぬいぐるみも最初は枕にする程度。怪我が治り、ケリケリして遊ぶようになりました。

それから2年経った今、ぬいぐるみよりも大きく成長した姿を見るととても感慨深いです」
ぬいぐるみで遊ぶニャンタロウちゃん
《写真左から》2才のころのニャンタロウちゃん、生後推定3カ月のニャンタロウちゃん。
@tom15tarou15
今ではケリケリはしなくなり、このぬいぐるみで遊ぶこと自体も珍しくなったそうですが、「ニャンタロウにとって“初めてのお友達”は、今でも特別な存在に感じました」と、飼い主さんは話します。

野良猫に襲われ大怪我をしていたところを保護

保護された直後のニャンタロウちゃん
保護された直後のニャンタロウちゃん。
@tom15tarou15
飼い主さん家族がニャンタロウちゃんと出会ったのは、生後推定2カ月半のころ。ニャンタロウちゃんはオスの野良猫に襲われ大怪我をしており、動けない状態だったそうです。

飼い主さん:
「日が落ちて暗くなった草むらで、か細い声で鳴く幼い子猫がいました。その子猫がニャンタロウです。ひどく怪我をしていて、このまま朝まで放っておいたら助からないのではないかと思いました。

猫を飼うつもりも飼ったこともありませんでしたが、このときは後先考えず、家にあったダンボールにニャンタロウを入れて、すぐに動物病院に連れて行きました」
病院で手当を受けたニャンタロウちゃん
病院で手当を受けたニャンタロウちゃん。
@tom15tarou15
動物病院での診察の結果、噛まれた胸の傷は肺までは達していなかったものの「筋肉や脊髄を損傷しているかもしれない」と告げられたといいます。

獣医師に教えてもらったとおりに薬を飲ませ、体温を上げるために部屋を暖め、湯たんぽの上に寝かせてと、飼い主さんは懸命にニャンタロウちゃんの看病を続けたそうです。

飼い主さん:
「もしかしたら助からないかも……との思いもあり、ニャンタロウの様子を見るたびに不安でした。しかし、保護をしてから3日目、ニャンタロウが突如むくっと起き上がったのです! 『ニャンタロウが立った!』と家族で大騒ぎでした」

ニャンタロウちゃんは「好奇心旺盛でヤンチャな女のコ」へと成長中!

よく寝て大きなあくびをするニャンタロウちゃん
よく寝て大きなあくびをするニャンタロウちゃん。
@tom15tarou15
飼い主さん家族の献身的なお世話によって、ニャンタロウちゃんは健やかに成長していきました。普段は「好奇心旺盛でヤンチャな女のコ」だといい、飼い主さんはこんなエピソードを話しています。

飼い主さん:
「高いところに登っては『こっちを見て!』と言わんばかりに身を乗り出して、見ているこちらがヒヤヒヤ。ほかにも、部屋にあった物がなくなると、その性格から真っ先にニャンタロウが疑われています(笑)」
何かを見つめるニャンタロウちゃん
何かを見つめるニャンタロウちゃん。
@tom15tarou15
一方で、「怖い目にあったせいか、とても怖がりな面もある」というニャンタロウちゃん。玄関扉の音がするとサッと隠れたり、病院では石のように固まって震えてしまったりすることもあるのだそうです。

新しく家族になった親方くんは、ニャンタロウちゃんの教育係!?

《写真左から》親方くん(推定6才)、ニャンタロウちゃん
《写真左から》親方くん(推定6才)、ニャンタロウちゃん。
@tom15tarou15
その後、飼い主さん家族はニャンタロウちゃんよりも年上の親方くん(推定6才)を迎えました。親方くんは長く野良猫だったこともあり、ニャンタロウちゃんともすぐに打ち解けた様子だったそう。現在、親方くんはニャンタロウちゃんの“教育係”となっているそうで、こんなクスッとするエピソードがありました。

飼い主さん:
「ニャンタロウがイタズラを始め家族が騒ぎ出すと、親方はニャンタロウの近くへとやってきて「何の騒ぎだ?」と諭すように鳴き始めます。カーテンに登って降りてきたニャンタロウのおしりを“カプッ”としたときは笑えました。

親方はニャンタロウの“教育係”のようですね。ニャンタロウは『うるさいおじさんだな』と少し迷惑そうです(笑)」

ニャンタロウちゃんへの思い

現在のニャンタロウちゃんの姿
現在のニャンタロウちゃんの姿。
@tom15tarou15
飼い主さんたちの愛情を感じながら、ニャンタロウちゃんはスクスクと成長しています。ニャンタロウちゃんとの出会いを振り返り、飼い主さんはどのようなことを思うのでしょうか。

飼い主さん:
「ニャンタロウを保護したころ、私は心身ともに疲れていました。猫の存在はとても大きいですね。気持ちは穏やかになり、気力も湧いてきました。

猫はクールだと思っていましたが、本当は素直で賢く、とても愛情深い性格でした。救われたのは私自身かもしれません」
おもちゃで遊ぶニャンタロウちゃん、親方くん
おもちゃで遊ぶニャンタロウちゃん、親方くん。
@tom15tarou15
初めての猫との暮らしで、幸せを感じている飼い主さん家族。きっと今日も、愛猫たちに癒されていることでしょうね。
写真提供・取材協力/@tom15tarou15さん/X(旧Twitter)
取材・文/山田リタ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年5月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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