猫が好き
UP DATE
朽ちたプレハブ小屋で発見された子猫→保護から5年後、まんまるでかわいい“たぬき系”の猫へと成長!

「5年前の今日、たびに初めて出会いました。第一印象はなんか脚短くない? でした」と飼い主さんが投稿した動画には、生後推定4カ月のたびちゃんと遊ぶ様子が収められています。
足の先が白く、まるで靴下を履いているように見えたことから、「たび」と名付けたそうです。
朽ちたプレハブ小屋にいたところを発見

散策していると、プレハブ小屋などがある物陰からそっと姿を現したのが、野良の子猫のたびちゃんでした。最初は警戒していたものの、しだいにじゃれて近寄ってきたそうです。
その姿を見て「足短い! 靴下履いてる! かわいいっ!」と、第一印象からたびちゃんの魅力に引き込まれたという飼い主さん。「工事が入ったら、このコは今の居場所から追い出されることになるのでは?」と保護しようかどうか頭をよぎりましたが、猫を迎え入れる環境が整っていないことから、名残惜しくもその場を離れたといいます。
5年前の今日、たびに初めて出会いました。
— たにったー(TANItter) (@tnm201x) January 26, 2025
第一印象は、なんか脚短くない?でした🥴 pic.twitter.com/KzykIvwxmp
雪予報で保護を決意

すると、プレハブ小屋のボロボロの土嚢袋の上で丸くなっているたびちゃんの姿を発見したのでした。

今では、たびちゃんと出会ったその土地に建てた家で一緒に暮らしている飼い主さん。保護当時を振り返り、「出会った日の次の日も同じ場所にいてくれたこと、今となっては本当にありがとうと伝えたいです」と話しています。
たびちゃんは“たぬき系”の猫に成長?

ただ、1才ごろからまた丸くなってきて、結局は「まん丸キュートな“たぬき系”の猫」に落ち着いたといいます。

しかし、今ではナデナデすると飼い主さんの手を優しくなめてくれたり、呼べばお返事してくれるような“賢い猫ちゃん”に成長したといいます。
ただ、子猫のころからの“いたずらっ子”は今も健在で、「ティッシュを散らかしたり、段ボールをビリビリにしたり、高いところから物を落としたり」といった姿を見せているようです。

しかし、飼い主さんが帰宅するとダッシュでお出迎えし、足元でコロコロ転がって「なでて」とアピール。ツンデレな性格に飼い主さんもメロメロなようです。
さまざまな一面を見せてくれるたびちゃんについて、飼い主さんはこう話しています。
飼い主さん:
「いたずら好きなところや、ビビりながらも好奇心旺盛で遊び好きなところも、無邪気でかわいいなぁと思います」
弟分の金時くんとの関係は……?

飼い主さん:
「金時を家に迎えたばかりのころは、“得体の知れない子犬”に警戒して威嚇したりすることもありました。一緒に暮らし始めて4年近く経った今では、変化が見られます。
お留守番中には同じベッドの上で毛布越しに一緒に寝ていますし、金時がお散歩から帰ってくるとたびが足の臭いを嗅いで、たまにハムッと噛もうとしたり、気持ちが昂った金時に甘噛みされてヨダレまみれになったりと、コミュニケーションをとろうとする姿が見て取れます。
とっても仲が良いというわけではないですが、お互いに同居人や家族として認めて、受け入れていると思います」
飼い主さんにとってたびちゃんは、生きがいで“推し”

飼い主さん:
「何をしていても、その姿を見るだけでキュンキュンしちゃうアイドル的存在、つまり“推し”ですね。いつも癒しをありがとう。うちのコになってくれて本当にありがとうと伝えたいです」
取材・文/二宮ねこむ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年5月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
UP DATE