猫が好き
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「あまり鳴き声も出さず、頼りなさげだった」子猫→10年後、すっかり“お姉さん”なシニア猫に成長した姿が愛おしい!
こちらは、生後3カ月のころのあんちゃんです。洗濯物をたたんでいる飼い主さんの横で、キャンディーの包み紙で遊んでいるところを撮影したのだとか。無邪気な姿がかわいいですね!
飼い主さん:
「掌に乗るくらいの小さい“にゃんこ”でキャンディーの包みがとても大きく見えます。撮影時は、あんがようやく“一人”でソファによじ登れるようになったころで、ソファに乗るときには爪を立ててクライミングのようによじ登っていました。足が短いからという理由もあると思いますが、カーテンに飛びついたり壁で爪とぎすることもなく、思っていた“猫ちゃん”のイメージと違って拍子抜けしたくらいでした」
その後、あんちゃんはどのように成長したのでしょうか?
すっかり“お姉さん”な10才のシニア猫に成長!
2枚の写真を見比べて感じることを飼い主さんに伺いました。
飼い主さん:
「あんと出会ったときのことを思い出します。あんとの出会いは、ゴールデンウィーク最後の日のペットショップです。たくさんのケースが空きになっていたりする中で、ひとりでつまらなさそうにこちらを見ていたのが、あんでした。あまり鳴き声も出さず、なんだか頼りなさげなコでしたが、連れて帰った途端、嬉しそうに家中走り回ってはしゃいでいました」
「10才というとシニア猫の仲間だそうですが、私の中では当時と変わらず、小さくて幼い顔で見上げてくるあんです。成長を感じるのは、飼い主が移動するときに足元にくっついて回り、何度も顔を見上げながら先導するように歩くことです。すっかり“お姉さん”のつもりなのだと思います。
また、私たちが話していたり、パソコンで仕事をしていると必ずやってきてお気に入りの椅子に座ってこちらを見ています。多分、一緒に私たちの会話に参加しているつもりです」
あんちゃんってどんなコ?
飼い主さん:
「夜、リビングに家族が集まっているときもお気に入りの椅子の上で丸まって寝ているのですが、消灯で皆が部屋に引き上げると、猫じゃらしを咥えて『わあわああ』と鳴きながら階段の下や廊下で飼い主を呼びます。こちらが迎えに行っておもちゃで一通り遊ぶと満足して一緒に寝にきます」
ほかにも、あんちゃんは人の感情を理解しているような素振りを見せるそうです。飼い主さんのお子さんが小さいころに落ち込んでいたときに、そっと寄り添うようなことをしてくれていたのだそう。
飼い主さん:
「ひとつ下の段の高さ130cmくらいのところにはときどき登るのですが、登ったときは誇らしげな顔をしています」
あんちゃんへの現在の思い
最後に、あんちゃんへの現在の思いを飼い主さんに伺いました。
飼い主さん:
「まだまだ元気でおっとりのんびりしたあんちゃんとの時間を共有したいです。人間の子どもが中学生から社会人になるときは明らかに歳月を感じますが、飼い主から見るあんは変わっていません。10年前と変わらない小さな体とまあるい顔で、声も変わっていなくて、つぶらな瞳で何か言いたそうな様子も同じで。
これからも、この先もずっと変わらず元気でいてほしいし、大事な家族として幸せに暮らしてほしいです」
写真提供・取材協力/@kopanda88さん/X(旧Twitter)
取材・文/COCO
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年6月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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