猫飼いさんの間でたびたび話題になる猫ハラスメント、いわゆる「ネコハラ」。ここにも、小さな頃から飼い主さんに可愛いネコハラをしていたというコが……?
紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー
@cute_nekosmamaさんの愛猫・豆大福くん(取材時7才)のエピソード。豆大福くんは、まだ目も開いていない生後2〜3日の頃に飼い主さんが保護したコでした。
こちらの写真は、保護してまだ間もない頃の豆大福くんだそう。飼い主さんの腕の中でスヤスヤと安心しきった様子で眠る姿が、なんとも愛おしいですね!
飼い主さんに話を聞くと、当時の豆大福くんは飼い主さんがそばを離れるとすぐに「ピーピー」と鳴いていたそう。目が開いて歩き回れるようになってからは、カゴに入れても自力で這い出して飼い主さんのあとをついて回り、ケージに入れると悲痛な声で鳴き続けていたのだとか。
豆大福くんはすっかり飼い主さんのことを信頼しており、そばを離れたくなかったのかもしれませんね。
また、今回の写真のように「飼い主さんの腕の中、足の間で眠る」ということがあった豆大福くんですが、「どうしても一緒に寝るんだ」といった様子で、強い意思を見せていたそうです。
そんな豆大福くんの写真を、「#ネコハラ」のハッシュタグとともにXに投稿していた飼い主さん。「こんな小さい時にどうしても一緒に寝ると言って聞かなかったのが一番怖かったかもしれん。笑」とも綴っていましたが、当時はどのような心境だったのでしょうか。
飼い主さん:
「くっついている本猫は満足気で、しばらく体の上でジャレて遊ぶと安心して寝てしまうのですが、こっちは潰してしまわないかヒヤヒヤでした。
その後、生後2カ月くらいになりしっかりした『猫のカタチ』になるまでは、可愛さで悶絶しそうになりつつも、私の体がカチカチになるような緊張感もありましたね(笑)」
今でも飼い主さんに毎日ネコハラを!
生まれて間もない頃に保護した豆大福くんのことを、愛情たっぷりに育ててきた飼い主さん。あれから月日は流れ、豆大福くんは7才になりました。
飼い主さんは今でも毎日、豆大福くんからネコハラを受けているのだとか。最近では、こんなネコハラを受けているそうです。
飼い主さん:
「ちょうど今は、夏の時期になると始まるネコハラが見られます。お豆は、少し気温が下がった深夜12時頃から急に活動的になり、『さぁ遊ぶぞ!』と私を起こしに来ます。
1時間ほど遊ぶと一旦は寝るのですが、早朝4時頃からまた朝の遊ぼうタイムが始まって……。この時期は寝不足を通り越して、不眠不休状態となります(笑)」
毎日元気いっぱいに飼い主さんにネコハラをしている、豆大福くん。飼い主さんは豆大福くんからの愛を感じて嬉しく思いつつも、ちょっぴり複雑な心境でもあるようです。
飼い主さん:
「ネコハラされたときは、『仕方ないなぁ……』という感じでしょうか。お豆はとにかく諦めない性格なので、こっちが諦めるしかないですね(笑)」
豆大福くんのネコハラはいつまで続くのか……今後にも注目です!
写真提供・取材協力/
@cute_nekosmamaさん/X(旧Twitter)
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年7月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。