猫が好き
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ドキドキしながらお迎えした保護子猫→4年の月日を共にし「今そこにいるだけで家族を癒す存在」に!
そんなある日、ふと保護猫について調べていたところ、飼い主さんはとある掲示板で「近隣の地域で保護されたきょうだい子猫」の存在を知ったそう。その中の1匹が、まるもちゃんだったといいます。
「最初は別のコを見せてもらおうと問い合わせたのですが、そのコはすでにずっとのおうちが見つかったとのことでした。それで『せっかくなので……』と紹介してもらったのが、きょうだい猫のまるもだったんです。
面会するからには『飼う覚悟はしていこう!』と母に相談し、母の後押しもあって実際に面会に行き、まるものトライアルが決まりました」
「夫の誕生日のサプライズで初対面させたかったこともあり、私はほかの家族には内緒で数週間前から動いていました。でも、ケージを買ったり、いろんな猫グッズなどを準備していたため、結局対面前にみんなにバレてしまって……(笑)
トライアル初日は、家族全員がドキドキしながら玄関でまるもをお迎えしたことを覚えています。我が家に来た日こそ走り回って不安そうでしたが、翌朝には堂々とダイニングのイスでくつろいでいたまるもの姿も印象に残っていますね」
まるもちゃんは4才に どんなコに成長した?
チャームポイントでもある口元の「チョビヒゲ模様」のせいでオスに間違えられることも多いようですが、「夫のことが大好きな可愛い女のコに成長しました」と飼い主さんは話します。
「たとえば、息子たちが朝アラームを消して二度寝していると、まるもは部屋の前で大声で鳴いて起こしてくれます。娘がお泊まりで家にいないと、鳴いて部屋中を探したりも。
ほかにも、後輩猫が先に夫の膝の上に乗ったり、自分が食べているゴハンに後輩猫が顔を突っ込んでくると、まるもはその場から去って少し離れたところで様子を見ているんです。後輩猫に遠慮しているのか、譲っているのかはわかりませんが、優しくて面倒見のいいコなんだなと思います」
まるもちゃんたちは、「今そこに存在しているだけで私を癒してくれる大切な家族」
そんな優しいまるもちゃんのことが大好きだという後輩猫たち。まるもちゃんのそばで過ごすことを好んだりと、日常では3匹の微笑ましい姿がたくさん見られるといいます。
「仕事でつらいときなど、『本当に猫に癒されるってことがあるんだ……』と、まるもたちに救われたことが何度もあります。だからあのとき、夫は毎日猫の動画を観ていたんだなと、今なら気持ちがよくわかります(笑)
私たち夫婦には子どもが3人いますが、猫たちもまた私の大切な子どもだと思っています。まるもたちとお別れする未来はいつかやってきますが、『必ずお互いの人生(猫生)を全うしようね』といつも話しかけています。お別れすることをときどき想像することで、『今を大切に生きよう、まるもたちをもっと大切にしよう』と思えます。
時間に限りがあることや不器用ながらも愛情を伝えることの大切さなど、まるもたちに教えてもらったことが本当にたくさんあります。まるもたちとの出会いに、本当に感謝しています」
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年9月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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