大きくなっても「赤ちゃん」のような姿を見せる猫が可愛らしい!
紹介するのは、Instagramユーザー
@unikun.920が投稿していたこちらの写真。そこには、飼い主さんの腕を
ギュッと抱えながらスヤスヤと眠る愛猫・うにくん(撮影時6才)の姿が写っています。
飼い主さんに話を聞くと、うにくんは「飼い主さんの腕」をおもちゃ代わりにしてよく遊んでいるとのこと。腕を捕まえてケリケリしたりカミカミしたりして遊んでいるそうですが、この日は
遊んでいる途中で寝てしまったのだとか!
初めて見る姿だった
まるで「赤ちゃん」のような姿を見せていたうにくんについて、飼い主さんは次のように話しています。
飼い主さん:
「最初は『いつも通り遊んでいるなぁ』と思っていたのですが、動かなくなったのでふと見ると、目を瞑ってスヤスヤ。しかも腕に少し噛み付いたまま寝ていました(笑)
初めて見たのでびっくりしましたね」
当時のうにくんの気持ちについて、飼い主さんは「たぶん遊んでいるうちに、こたつの布団の暖かさと私の膝の上という安心感から寝落ちしてしまったのかも」と推測しています。
飼い主さんの膝の上で安心しきった様子を見せていたうにくんですが、保護猫だったのだそう。お迎えした当時は、このような姿が見られるとは想像していなかったといいます。
うにくんとの出会いのエピソード
うにくんとの出会いは今から6年前のこと。飼い主さんの職場のゴミ捨て場で、野良猫が3匹の子猫を生んだのだそう。当時、「子猫たちは保護センターなどに連れて行かれる」という話が出ていたといい、飼い主さんは急いで子猫たちの里親を探すことに。
2匹はすぐに里親が見つかったそうですが、残りの1匹は凶暴な子猫で里親がなかなか見つかりませんでした。飼い主さんは「私がこのコを飼う」と決め、子猫をお迎えすることに。それが、うにくんだったといいます。
うにくんと出会ったときのことについて、飼い主さんは次のように振り返ります。
飼い主さん:
「出会った頃のうにはすごく凶暴で、獣医さんでも保定するのに苦労するほどでした。私も保護した日は傷まみれに…(笑)
しかし、それはすべて臆病で人見知りな性格ゆえだったのだと、今は思います」
そんなうにくんは、飼い主さんと一緒に過ごすなかで甘えん坊で抱っこが大好きなコに成長しました。しかし、臆病なため、飼い主さんと飼い主さんの母以外の人には姿を見せないそうですが、飼い主さんは「そんなビビりなうにが愛おしい」と感じているようです。
飼い主さんにとって、うにくんは「息子のような存在」
うにくんの成長を見守りながら、幸せ溢れる日々を過ごしている飼い主さん。最後に「うにくんへの思い」を聞くと、このように語っていました。
飼い主さん:
「うには、息子のような存在です。うにが幸せなら私も幸せ。これからも何の痛みも苦しみも知らずに、ずっと健康で長生きしてほしいです。飼い主として母として、うにを大事に育てていきます」
写真提供・取材協力/
@unikun.920さん/Instagram
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ