「猫を飼いたい!」と決心したとき、初めての場合には「何を準備したらよいのか」「どんな心づもりをしたらよいのか」といろいろ不安になることもあるでしょう。
今回は、猫を迎え入れる際に知っておきたいポイントをご紹介します。猫との楽しい生活の第一歩として、参考にしてくださいね!
猫グッズは何が必要になるの?
トイレ
猫は生後1ヶ月ほどになると、自力でトイレができるようになります。
そのため、産まれたばかりの子猫から飼う場合でも、トイレは準備はしておいたほうがいいでしょう。
爪とぎできるもの
生後3ヶ月を過ぎたあたりから、猫は爪とぎをはじめます。猫の性格によっては、初めて見る爪とぎ器を怖がることもあるので、好みのものを見つけてあげられるといいですね。
猫ハウス
猫がくつろげる、お気に入りのスペースを確保してあげることも大事です。
「自分の名前がわかる」「人見知りがはじまる」のは生後5ヶ月頃。この頃から、自分の好きなスペースでゆったりくつろぐ猫も多いようです。猫の好みに合った、猫ハウスやベッドを準備し、居心地が良いリラックススペースを作ってあげたいですね。
お手入れグッズ
ブラッシングや歯磨きは、慣れておくことが大切です。特に子猫の場合には、恐怖心や警戒心が強いため、早めに実施しておくと良いでしょう。
シャンプーや爪切りは生後7ヶ月頃から自宅で行う飼い主さんも多いようです。
どんな猫を選べばよいの?
猫の種類や性別を迷っている場合には、自分の「住環境」「家族構成」「好み」などをまずは整理しましょう。その上で猫の特徴を把握し、自分のライフスタイルと照らし合わせることが大切です。
性別の特徴
個体差はありますが、一般的にはオスは「甘えん坊」、メスは「自立」しているといわれています。
また、体格は同じ種類でもオスのほうが大きくなる傾向があります。
性格はおとなしめ? 活発?
飼い主さんの好みももちろんですが、住環境やライフスタイルも考慮して選ぶことは必要です。例えば、現在の住居において隣室への音などが気になるようでしたら、鳴き声が小さい&おとなしい猫のほうが合ってるといえます。
毛の種類は?
長毛種、短毛種は、それぞれ好みが分かれますよね。ただし、長毛種のほうが毎日のブラッシングやシャンプーなど、お手入れに手間がかかりやすいといえます。ライフスタイルを一度振り返り、どこまでお世話ができるのか考えてみることも大切です。
猫の種類
上記の特徴などから、一般的に飼いやすいといわれているのは、アメリカンショートヘア、スコティッシュフォールド、マンチカン、ラグドール、雑種猫などです。
ただし、飼い主さんの「ライフスタイル」や「好み」はそれぞれ異なり、また猫にも個体差があるため、一概にどの猫が飼いやすいとは言い切れません。
自分にとって重要視するポイントを確認しよう
自分の「住環境」「家族構成」「好み」などが把握できたら、優先順位をつけて自分が譲れないポイントを確認しましょう!
くれぐれも、「初心者にも飼いやすい猫種だから選んだ」ではなく、自分のライフスタイルと好みにマッチした猫選びができるとよいですね。
猫の選び方に迷っている方は、下記リンク記事もぜひ参考にしてみてください!
参考/「ねこのきもち」2017年5月号『愛猫の成長を思い出してみて♡子猫のはじめて記念日』(監修:モノカどうぶつ病院院長 小林清佳先生)
「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『「飼いやすい猫」っているの? 初心者が猫を迎え入れるときのポイント』(監修:ねこのきもち相談室獣医師)
文/nishiyuka
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。