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飼主さんの1割以下!?少数派に絶大な人気「反り耳」「オッドアイ」など、猫のマイナーな特徴

多くの猫種が親しまれている昨今、飼い猫の中にもさまざまな身体的特徴をもつ猫たちを多く見かけるようになりました。
今回は過去に雑誌「ねこのきもち」で行った読者アンケートをもとに、猫のマイナーな顔の特徴をピックアップ。実際に飼われている割合と合わせて見ていきましょう。

実は少数派!8.1%の「垂れ耳」、1.3%の「反り耳」

スコティッシュフォールドのきんたろうちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
垂れ耳の猫種といえば、スコティッシュフォールドを思い浮かべる人も多いでしょう。スコティッシュフォールドの起源は、イギリスで突然変異によって垂れ耳の猫が生まれたことに始まるとされています。
同様に、反り耳の代表種ともいえる「アメリカンカール」も、突然変異によるものが起源。生後12週頃までに、徐々に反り耳になっていきます。
各猫種のすべての猫が必ずこの特徴をもつかというとそうではなく、中には立ち耳のスコティッシュフォールド、反り耳でないアメリカンカールも存在しているようです。
また、垂れ耳も反り耳も、ミックスの猫に現れる場合がありますが、きわめて稀なのだとか。

左右で異なる目の色「オッドアイ」は2%

オッドアイの果南ちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
左右で異なる目の色が現れる「オッドアイ」は、猫種に関係なく、白色の被毛をもつ猫に生まれる可能性が高いのが特徴です。
色素を抑える「白毛遺伝子」が、偶然片方の目の色素だけを欠乏させることで、目の色がブルーになり「オッドアイ」の猫が誕生するのだそう。オッドアイの猫は珍しく、読者さんの飼い猫の中でもおよそ2%ほどしか存在していません。
代表的なカラーの組み合わせはブルー×イエロー系で、日本では「金目銀目」とよぶこともあります。

全体の4.6%!愛嬌いっぱい「鼻ペチャ」

ペルシャのFaFaちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
鼻がペチャっとつぶれたように低く、愛嬌のある顔が特徴の「鼻ペチャ」は、「ペルシャ」の遺伝子が関わってくることで誕生します。
ペルシャ意外に鼻ペチャが見られる品種は、「エキゾチックショートヘア」や「ヒマラヤン」など、いずれもペルシャと交配して誕生した猫種ばかりです。そのため、ミックスの猫でもペルシャの血が入れば、鼻ペチャの猫が生まれる可能性が。
ペルシャの起源は定かではありませんが、現在のイラン近隣が原産地と推測されており、16世紀頃に諸国へ持ち込まれたといわれています。
猫のマイナーな顔の特徴はさまざまですが、いずれも個性的で愛らしいですよね。こういった特徴も含めて、愛猫のかわいいポイントをどんどん発見できるのも飼い主さんの特権のひとつ。世界で唯一の存在の愛猫を、これからも愛し続けてください。
参考/「ねこのきもち」2016年9月号『読者の猫の身体的特徴を分析! マイニャー猫白書』(監修:Tokyo Cat Specialists院長 国際猫学会ISFM所属 山本宗伸先生、ちば愛犬動物フラワー学園講師 「CATオアシス」オーナー 花島秀俊先生)
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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