猫と暮らす
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「愛猫のウンチに血が混じっていた! 」考えられる主な原因と見分け方
原因① 腸炎や胃腸炎になっている
腸が炎症を起こすことでウンチに血が混じり、一緒に白っぽい粘膜や粘液が出てくる場合も。ウンチの状態はやわらかい、水っぽいといったものが多く、タールのように黒いウンチや真っ赤な液体状の下痢をすることもあります。
胃腸炎の場合は、血便とともに嘔吐の症状も見られます。
原因② 腫瘍ができている
この場合、いつものウンチに血液が付着したタイプの血便が出ることもありますが、ウンチの様子は腫瘍がある場所やその大きさによって変わるため、一概には言い切れません。
原因③ 肛門の近くが切れている
猫が一生懸命いきんでいるのになかなかウンチが出てこないときなどは、こちらの原因が考えられるでしょう。
猫が血便をしたときの対処法
鮮やかな赤色の場合や液体状の場合は、すぐに動物病院に連れて行きましょう。できれば密閉できる容器にウンチを入れて、獣医師の先生に見せられるようにするといいですよ。
ふつうのウンチの周りに血液が付着しているだけであれば、緊急性はそれほど高くないことが多いです。しかし一見そのように見えても悪性腫瘍ができている場合もあるので、心配なときは早めに動物病院に行くといいでしょう。
愛猫がぐったりしている、血便が続くといった場合も、動物病院で診てもらってください。
愛猫の様子も観察しよう
文/松本マユ
構成/ねこのきもちWeb編集室
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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