キャリーバッグ(キャリーケース)は、猫を動物病院に連れていくときなどに使用するため、ふだんから慣れさせる工夫をするとよいでしょう。
そこで今回は、猫をキャリーバッグに慣れさせる方法をご紹介します。いぬ・ねこのきもち公式アプリに投稿された、キャリーバッグの中でくつろぐ猫たちの画像も必見ですよ!
(1)まずは猫が過ごす部屋にキャリーバッグを置いて慣れさせる
猫は外出するときにだけキャリーバッグに入れられると警戒してしまうので、ふだんから猫が過ごす部屋にキャリーケースを置き、猫の目に触れさせるようにしましょう。
その際、部屋の隅や日当たりのよい窓辺など、猫が落ち着ける場所に置いて、日常生活でも入ってもらえるようにしておくのがポイント。扉が取り外せる場合は、外しておいてください。
(2)猫のニオイがついた物を入れて「くつろげる場所」と印象づける
キャリーバッグに対する警戒心がなくなったら、今度はキャリーバッグの中に慣れさせます。
猫のニオイがついた毛布やタオルなどをキャリーバッグの中に入れて、「キャリーバッグ=安心してくつろげる場所」と印象づけましょう。
(3)キャリーバッグの中に猫を入れて5分ほど家の周辺を歩く
キャリーバッグの中に入ってくつろぐ様子が見られたら、扉をつけて猫を入れ、家の周辺を5分ほど歩いてみてください。その際、「何も怖いことは起こらない」と印象づけるために、車やバイクが少ない静かな通りを選ぶようにしましょう。
なお、外出中に猫が少し鳴く・怖がるなどした場合は、「キャリーバッグに入って外出=いいこと」と結びつけるためにも、帰宅後すぐにおやつやフードをあげる・一緒に遊ぶ・なでるなど、その猫が好きなことをしてあげることが大切です。
キャリーバッグの中でくつろぐ猫たち
ここからは、いぬ・ねこのきもち公式アプリに投稿された、キャリーバッグの中でくつろぐ猫たちの画像をご紹介します。
マンチカンのナナちゃん
丸型キャリーバッグの中でくつろいでいるのは、マンチカンのナナちゃん。「落ち着く~」なんて声が聞こえてきそう!
サバトラのメイちゃん
サバトラのメイちゃんはキャリーバッグの中でおやすみ中……。飼い主さんによると、最近キャリーバッグがお気に入りなのだとか。
アメリカンショートヘアのマロンちゃんたち
アメリカンショートヘアのマロンちゃんたちは、2匹仲よくキャリーバッグの中でおやすみ中。見ているだけで癒やされますね。
ノルウェージアンフォレストキャットのなるちゃん
キャリーバッグの中でリラックスしているのは、ノルウェージアンフォレストキャットのなるちゃん。こんなにくつろいでいますが、動物病院に行くときには入りたがらないのだとか(苦笑)
キジトラのとら実ちゃん
キャリーバッグの中でバンザイ寝をしているのは、キジトラのとら実ちゃん。大きくなってきたので、そろそろキャリーバッグが狭くなってきたようです!
猫がキャリーバッグに慣れていると、外出時の負担がぐっと軽減されます。猫が怖がったり嫌がったりする場合は無理をせず、少しずつ挑戦してみてくださいね。
参考/ねこのきもちWEB MAGAZINE『【獣医師監修】外出時の負担軽減に!猫をキャリーバッグに慣らす方法』(監修:きたじま動物病院 長谷川諒先生)
文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。