猫と暮らす
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猫が「リラックスしているとき」に見せるしぐさ・行動は? わかりやすいサインを解説
この記事では、猫がリラックスしているとき、していないときのしぐさ・行動や、猫がリラックスできるようにするための工夫について、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
猫がリラックスしているときに見せるしぐさ・行動
「猫がリラックスしているときには…
- 伸びをする
- 体を伸ばして寝る
- おなかを出して寝る
- 飼い主さんにすり寄る
- 飼い主さんと一緒に過ごす
- おだやかな表情をしている
猫がリラックスできていないときに見せるしぐさ・行動
「たとえば…
- 寝転がらない
- 丸まって寝る
- 姿を見せない
- すぐ逃げる
- 目がとがっている
- 目を丸くしている
- 嘔吐する
- 粗相する
- ずっと鳴く
- 毛をむしる
- グルーミング過多
猫にリラックスしてもらうための工夫
「まずは、食べて、寝て、排泄して、動けることが滞りなくできる環境が必要です。さらにそれらが安心して行えるように、環境を整えましょう」
「まだ関係性が浅い場合に、仲良くしようと思って猫に近づきたいと思うかもしれませんが、慣れない相手がそうした行動をすると、猫は安心できなくなってしまいます。
まずは、猫が緊張せずに『危なくない』と感じられるように、追いかけたり大きな声や音を出したりしないように、気をつけてあげましょう」
これまで大丈夫だったのに、何らかのきっかけでリラックスできなくなることも
「そういう場合もあるでしょう。たとえば、家の中で何かストレスを感じたときでも、猫は限られた空間で生活しなければなりません。
猫自身が困りはてた末に、粗相をしたり、吐いたり、グルーミングが過剰になってしまいやすいです。
家の中、家の外、飼い主さん自身で、何か変化はなかったでしょうか? 猫は感覚が細やかなので、見た目、臭い、味、音、触り心地が少し変わるだけで、おかしいと感じます。
愛猫が何かに困っていないかどうか、猫らしい行動をとれているかどうか、見直して対応してあげてください。
猫もストレスが続くと、心が不安定になります。困ったことがあれば、早めにかかりつけ医に相談しましょう」
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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