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猫のフードの量の見極め方は?フード&おやつにまつわる3つの疑問に答えます

猫のなかには、少し食べては遊び、また少し食べるなど「ながら食い」をする猫もいますよね。猫は自分で食事管理をすることができないため、飼い主さんがしっかりと管理する必要があります。

今回は、猫に与えるフード・おやつの量や、与えるときの注意点ついて解説します。

猫のフード量はどう決めるの?

空を見上げるこんぶごはんちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
同じ体重の猫であっても、年齢や生活環境、性別、性格などによって1日に必要なエネルギー量が異なります。そのため、フードのパッケージに記載されている給与量は、あくまで目安。愛猫の状態から微調整していくといいでしょう。

総合栄養食であるフードの大半には、代謝エネルギーが記載されているので、愛猫の1日当たりのエネルギー要求量を、フードの代謝エネルギーで割り算して求めることもできます。

猫のフードの与え方は?

ごはんをおねだりするうにちゃんたち
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
フードを与える回数は、1日2~3回が目安。1日1回では空腹の時間が長くなり、体が脂肪を貯めこもうとしてしまうので、肥満になりやすくなるので注意しましょう。高齢や病気などが原因で消化能力が落ちている場合は、1日3回以上に分けて、少量ずつ与えるのもおすすめです。

なお、1回分の量を目分量で与えていると、少しずつの誤差が結果的に大きなカロリーオーバーにつながることもあるので、1日の量をきちんと量って、そこから分けて与えるようにしましょう。定期的に愛猫の体重を量り、フードの量や内容が合っているか確認することも大切です。

おやつはどれくらい与えてもいいの?

ロシアンブルーの露ちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
愛猫とのコミュニケーションや、ごほうびとしておやつを与えることもあるでしょう。ただし、パッケージに「間食」「おやつ」「スナック」などと表示されているものは、栄養の補給を目的としていません。そのため、大量に与えてしまうと栄養バランスに影響が出てしまうおそれが。

おやつを与えるときは、1日に必要なエネルギーの10~20%以下に抑えるのがポイントです。食事療法をしている猫の場合は、おやつを与えてよいか事前に獣医師に相談しましょう。

なお、これら間食のなかには、嗜好性を高くするために塩分が多くなっているものもあるため、ナトリウムを制限している場合は、特に注意が必要です。
人と同じように、食事管理は猫にとって健康の要となるものです。フード量の計算などについて困ったときは、かかりつかの獣医師に相談してみましょう。
参考/「ねこのきもち」2017年5月号『愛猫の栄養学事典』
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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