猫と暮らす
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猫は飼い主さんを気遣うことがあるの? 思わず驚いてしまう「猫なりの気遣い」
猫は飼い主さんに対して、気遣いを見せてくれることがあるようです。実際にどのような行動で飼い主さんを気遣ってくれるのか、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
猫はどうやって飼い主さんを気遣うの?
猫が飼い主さんに気遣いを見せるというのは、たとえば飼い主さんが体調不良や気持ちの落ち込みなどによってふだんの様子と違っているときに、そばにきて寄り添ってくれたり、なめるなどのグルーミング行動を見せることがあるでしょう。
どのような猫が飼い主さんを気遣う傾向があるかについては、年齢的に落ち着いてくる4~5才以降から、シニアの猫に多い印象です。
飼い主さんを気遣うときに見せる猫の「意外な行動」
また、飼い主さんを気遣う猫の行動として、意外に思うものもあります。
飼い主さんのことを「狩りがうまくない子猫」と認識して、自分がとった獲物を運んできて与えようとする、などの行動をとることもあります。
この猫の行動には飼い主さんも驚いてしまうかもしれませんが、こういった行動も猫なりの気遣いによる行動だといえるでしょう。
愛猫が気遣いを見せたときの飼い主さんの対応は?
愛猫の気遣いは嬉しいことではありますが、それは同時に「日常とは異なる飼い主さんの様子に違和感がある」という愛猫の不安のあらわれかもしれません。
愛猫が気遣いを見せてくれたときには、ゆっくりとした瞬きなどの愛情表現のサインや穏やかな声かけなどで、愛猫に安心感を与えてあげましょう。
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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